湘南エリア
2020-11-11 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

立冬を過ぎて暦の上では冬となりました。
日ごとに寒さが増し、初霜の便りが届くころ、いかがお過ごしでしょうか。
湘南藤沢は、週の後半から小波続きでしたが、東海上で強まった西ー南西の風の影響で、腰胸サイズまで波の上がった、11月8日(日曜日)に地形チェック行ってきました。
さて肝心の地形の方はどうなっているのでしょうか?
最新の地形情報をレポートしたいと思います。
先週から湘南藤沢のサーフスポットの地形の方は、多少ですが変化しました。
現在、地形のいいのは、県立辻堂海浜公園前、引地川河口周辺です。
反対に地形の目立って悪い場所は無く、腰胸サイズのうねりがあれば、全域でサーフィン可能です。
今回は、11月8日(日曜日)のタイド表の潮位が79cmー110cm表記(小潮)のミドルタイドの時間帯だった7:40−9:20に、全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時の参考にしてみてください。
チェック時のコンディションですが、風はオフショア。
波のサイズは腰胸サイズでの地形チェックとなります。
それでは11月11日(水曜日)更新、各ポイント毎の地形レポートです。
今週もよろしくお願いします!
【第二駐車場前】
浄化センター前及び、辻堂第二駐車場前の地形は安定傾向です。
うねりが腰胸サイズあれば、ミドルタイドでも、十分にサーフィン可能です。


【辻堂橋前】
辻堂橋前正面の地形は回復傾向です。
先週までは、地形悪化傾向でしたが、持ち直しています。
腰胸サイズのうねりで、ミドルタイドの時間帯のチェックでしたが、十分にサーフィン可能でした。

特に沖の地形が深くなったので、ロータイドの時間帯を狙ってください。うねりが小さい場合は、ショアブレイク気味になるのでご注意ください。

【辻堂正面】
辻堂正面エリアの地形は、全体的に回復傾向です。
腰胸サイズのうねりあれば、十分にサーフィンは可能です。

辻堂船前の地形は、沖の地形が若干深くなった印象です。こちらは潮の低い時間帯にチェックしてみて下さい。

【湘洋中前】
湘洋中前正面は地形は良いです。

ライトとレフト共に良いです。

【スエヒロ】
スエヒロ正面の地形は多少深くなり、若干の悪化傾向です。

しかし腰胸サイズのうねりで、ミドルタイドの時間帯でもサーフィンは可能でした。

【地下道前】
地下道前の西側、スエヒロ側の地形は安定傾向です。
腰胸サイズのうねりあれば、ミドルタイドでも十分にサーフィン可能です。

中間の地形が深く、沖でブレイクした波のスープが薄く、インサイドまで乗り繋げません。
地形の回復を願いましょう。
近隣には、地形の良いところ点在していますので、徒歩での移動をお勧めします。

ライトとレフト共に十分にサーフィン可能です。

【スケートパーク】
スケートパーク正面の地形回復傾向です。
十分にサーフィン可能です。

うねりが腰胸サイズあれば、十分にサーフィン可能です。

【鵠沼】
引地川河口から銅像前までの間は、地形良いです。
十分にサーフィン可能です。

引地川河口周辺は混雑も目立ちますので、ルール厳守、マナーを守ってください。


【水族館前】
ウッドデッキ前から水族館前周辺も、地形も安定傾向です。


今回の地形レポートは以上になります。
続いて、現在の湘南の水温ですが、20度前後。
この時期、寒暖の差が大きいので、朝一番と天気の悪い日には、しっかりとした装備ご準備ください。
湘南で現在、お薦めのウエットスーツですが、フルスーツや、長袖ジャケットとロングジョンのコンビをお勧めします。。
週間予報を見ると、最低気温が10度切るの日が多くなって来ました。
気温の低い時には、早めに真冬用のフルスーツとブーツを着用をお勧めします。
そろそろ、真冬用のウエットスーツ、ブーツ、グローブ、キャップ等の準備を始めてください。
本格的な冬やって来る前に、冬支度をしておきましょう。
朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりました。
向寒の折、くれぐれもご自愛ください。
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