南房総エリア
2020-11-11 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

「立冬」も過ぎ暦の上では「冬」の始まりとなりましたが、当エリアは連日晴れ間も広がり「小春日和」に恵まれ、コンディションの良いポイントを中心に、曜日を問わずサーファーで賑わっています。
温暖な南房総エリアには「ウインターシーズン」の到来は、まだまだ先の様です・・・。
と言う事で、「地形レポート(11/10火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
今の「ミドル前後が深目な地形」になってから早一ヶ月が過ぎましたが、地形の上向きは観られず特にサイズが無く潮の多い時間帯は、厳しいコンディションとなってしまいます。
・11月10日(火)、ロータイド約3時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちらも前回(11/5)更新時から地形の大きな変化は無く、引き続き「インサイドは浅目でミドル前後が深目」となっています。
・11月10日(火)、ロータイド約3時間後の教習所側。

※14(土)~15(日)にNSA主催大会「第28回ジュニアオープンサーフィン選手権」開催に伴い、ポイント規制ならびに駐車場の規制も行われますので、ご理解・ご協力をお願い致します。
次はお隣『千歳』。
前回(11/5)更新時に「インサイド~ミドル手前が浅目に変化した」とお伝えしましたが、今回のチェック時もそのバンクはキープされている様で、まずまずのコンディションでした!
・11月10日(火)、ロータイド約3時間10分後の正面。


・11月10日(火)、ロータイド約3時間10分後の左寄り。

今回のチェック時は潮の多目な時間帯でしたので、リーフは露出していませんでしたが

そして和田方面『花籠』。
・11月10日(火)、砂が上がり続け、また以前の様な河口周辺となってしまい、この状況ですと「ドン深」状態が続いてしまいそうです・・・。

・11月10日(火)、ロータイド約3時間20分後の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
引き続きミドルには数箇所バンクが有りますが、その後が深目な様でウネリに戻りがちで、特にサイズが無く潮の多目な時間帯は、コンディションを大きく落としてしまう様です。
・11月10日(火)、ロータイド約3時間30分後の大原駐車場(正面)


そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
ここしばらく当エリアの「頼みの綱」的な存在になっている「白渚」
今回のチェック時もその期待を裏切らず、写真⇩の様な「ファンウエーブ」に恵まれていました!
・11月10日(火)、ロータイド約3時間40分の河口寄り。

そしてS&S寄り。
ここ最近はウネリの向きの関係でしょうか、こちら寄りのほうがワンサイズ大きくブレークも良いですねえ!
引き続き、適度な水深の「良い地形」をキープしている様です。
・11月10日(火)、ロータイド約3時間40分後のS&S寄り。

こちらのお勧めの潮回りは、ミドル~ロータイド手前辺りとなる様です。
以上が、今週(11/10チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
水温は22~23℃近辺で推移していますが、まだしばらくは「3mmジャーフル」で充分対応出来ると思います。
今回は以上となります。
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