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【訃報】ジョン・シモオカ(1969-2020)

2020-11-16 更新
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PHOTO:© Tom Servais

80年代、ポッツ、ブラッド・ガーラック、マット・ホイ、サニー・ガルシアなどと共に数少ないハワイアンとしてツアーを戦っていたジョン・シモオカが11月16日朝に51歳で亡くなったとWSLなどで報じられています。

詳細は不明ですが、ツアー引退後もジョーディ・スミスのコーチやコメンテーターとして活躍。
第二の人生をオーストラリアで送り、そのユニークな性格から多くの人に愛されていた通称シムーの突然の訃報にケリー・スレーターなどがInstagramなどで今の気持ちを伝えています。

昨年、妻を亡くし、親友のサニー・ガルシアが自殺未遂をするなど人生の苦境に立たされていたシムー。
自身のSNSでは、「二人の美しい魂を思わない日はない...」 などと投稿した時も...。

サニーの自殺未遂はシモーの人生にとっても大きな意味を持ち、昨年8月にオーストラリアで開催された「Surfers Unite to Fight Suicide(自殺と戦うサーファーの団結)」というイベントに参加して同じことが起こることを防ぐため、親友に起きたことの全てを話したということです。

今年12月にはハワイに戻る予定で、数年ぶりに地元の仲間と会うことを楽しみにしていたそうです。
残された一人息子や、世界中にいる親友の気持ちを考えるといたたまれない思いになります。

サーフィン界はまた一人、大切な人を失ってしまいました。

RIP:ジョン・シモオカ

WSL公式サイト





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