非会員上部PR枠用
 

巨大なJAWSにチャージした12歳の少年と13歳の少女とは?

2021-01-24 更新
2021124wsl
(クリスリン・シンプソン・ケーン)
PHOTO:© WSL

最近、世界中のサーフィンメディアを騒がせている1月16日のハワイ。

オアフ島のアウターリーフではジョン・ジョン・フローレンス、ケリー・スレーター、マイキー・ライト、コア・ロスマン、JOBなどが、マウイ島のJAWSではカイ・レニー、ビリー・ケンパー、イアン・ウォルッシュ、アルビー・レイヤー、マクア・ロスマン、ネイザン・フローレンス、ジャスティン・デュポン、ペイジ・アーム、カーラ・ケネリーなどが歴史に残るようなセッションに挑んでいました。

皆、長年トレーニングを積んでこの日のような「THE DAY」に備えているのですが、JAWSでは12歳の少年と13歳の少女がビッグネームに混じってチャージしていたことが判明。
この二人のバックグラウンドを紹介します。

12歳の少年、スティーブ・ロバーソン



下のWSLの公式映像で紹介されている12歳の少年、スティーブ・ロバーソンは3世代にも渡ってJAWSで歴史を作っているロバーソン一家の一人。

ホノルアベイに初めて入ったのは4歳。
すでに6〜7歳の頃には背丈の何倍もあるようなビッグウェーブに挑戦しており、8ftのホノルアベイからJAWSにステップアップしたのは、10歳頃。
父、カレオ・ロバーソン、兄と共にトーインでJAWSに初チャレンジ。
なんと、その前にはワイメアベイにもトライした経験があるそうです。

2年の経験を経て、2020年12月のJAWSでのセッションにも参加。
カイ・レニー、ビリー・ケンパーというJAWSのスペシャリスト中のスペシャリストに混じり、何本かのソリッドな波を捕まえていました。

そして、2021年1月16日、12歳が乗ったJAWSとしては最大のサイズとして注目を集めたのです。



13歳の少女、クリスリン・シンプソン・ケーン



スティーブ・ロバーソン同様、まだ10歳前から頭角を現していた13歳の少女、クリスリン・シンプソン・ケーンも1月16日のJAWSにチャレンジ。

彼女もまたJAWSに挑む家族の一人であり、兄のタイ・シンプソン・ケーンは2021年1月7日に16歳でJAWSにトライ。
叔父はマウイ島のウォーターレスキューで英雄的存在です。

1月16日のJAWSには2018年の『Jaws Challenge』で2位になった経験もあるベテランのアンドレア・モーラーとタッグを組み、バックサイドであの巨大な波にドロップ。
このセッションはクリスリンのトレーナーでもあるアンドレアが誘ったそうです。

「今日のトーインは怖かったけど、爽快で最高だったわ。最初の波の後は吐きそうになった...。でも、その後は調子が出たわ。アンドレア・モーラーには感謝しきれないほどよ。彼女と練習したおかげで今日の準備が出来たし、私を信じて誘ってくれたの」
クリスリン・シンプソン・ケーン



WSL公式サイト


※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。