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都筑有夢路がキャロラインと対戦! 『Rip Curl Narrabeen Classic』3日目 

2021-04-19 更新
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(都筑有夢路)
PHOTO: © WSL/Dunbar

2010年のワールドジュニア以来、実に11年ぶりにWSLイベントの開催地に選ばれたノースナラビーンは連日大盛り上がり。
コンテストは週末から3日連続で行われ、現地時間4月19日にメンズ、ウィメンズ共にQFを戦うベスト8が決定しました。

南ウネリから南南東ウネリにシフトしながら公式2-3ftレンジのサイズを維持して前日より更に多い20ヒートをこなしたマラソンデイとなった3日目。

ガブリエル・メディナ(BRA)が因縁の相手、カイオ・イベリ(BRA)を相手にバックハンドで目の覚めるようなフルローテーションエアーをメイクして9.00をスコアした一方、ニューキャッスルの再来、ルーキーのモーガン・シビリック(AUS)がジョン・ジョン・フローレンス(HAW)を倒し、なんと!イタロ・フェレイラ(BRA)までも無敵と言われていたこの手の波でコナー・コフィン(USA)に敗れる番狂わせが起きた長く濃密な一日でした。

ジャイアントキラーの誕生

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(モーガン・シビリック)
PHOTO: © WSL/Dunbar

ニューキャッスルではロコボーイとして多くの仲間や家族の声援を浴びながらジョン・ジョン・フローレンス(HAW)を倒して最終的に3位という結果を残したルーキーのモーガン・シビリック。
玄人好みのレールサーフィンでノースナラビーンでもR3(Round of 32)でジュリアン・ウィルソンを倒していましたが、この日行われたジョン・ジョンとのR4(Round of 16)でもレフトの波でのバックハンド勝負で上回り、2戦連続で勝利。
彼の強さが一過性ではないことを証明して「ジャイアントキラー」の称号を与えられていました。

「ジョン・ジョン・フローレンスとの対戦は思い切りサーフィンしないとね。この波はライトの波よりも自分に合っていると思う。今までのサーフィン人生でレフトにいくことが多いから、バックサイドに自信があるんだ。この結果には満足しているよ。この数日のヒートではあまり良い結果が出ていなかったので、今日は良い波に乗れて良かったよ。ニューキャッスルと同じような成績を重ねることが出来て気持ち良いね。ジョン・ジョンは大きな波が得意なので、次は西オーストラリアで対戦してもう一度勝てるか試してみたいよ」

QFの対戦相手はイベント最高のエアーを披露していたガブリエルです。

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(ガブリエルの9ポイントエアー)
PHOTO: © WSL/Dunbar

イタロがまさかの敗退

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(イタロを倒したコナー)
PHOTO: © WSL/Miers

ニューキャッスルで優勝、今イベントでもR3(Round of 32)でワイルドカードのミック・ファニング(AUS)を相手に完璧なエアーショーを披露して優勝候補の筆頭とされていたイタロ。
この日も少ないランプセクションを見つけて観客を盛り上げていましたが、エアーの着地にジャッジがシビアな判定をしたこともあり、ハイスコアには結び付かず、終了間際にパワフルなバックハンドで手堅くスコアを上げたコナーが僅か0.8ポイント差で逆転に成功。
ランキング2位のガブリエルが勝ち上がっているため、トップが入れ替わることになりそうです。

「あのヒートの最後に必要なスコアが分からなかったけど、何かしないとなとは思ったよ。イタロとの対戦では、最高の波に乗らなければ勝てない。だから、我慢してセットを待つことにしたんだ。彼がエアーをして観客が熱狂しているのが聞こえたので、気を落ち着けて自分の考えを貫く必要があった。そうすることが出来たのは幸運だったよ」

この手の波では最強の男、イタロ。
誰よりも今回の敗退を疑ったのは彼自身でしょう。
珍しく怒りを露わにしてロッカールームでサーフボードを壊していました。

その他、五十嵐カノア(JPN)を始め、フレデリコ・モライス(PRT)、イーサン・ユーイング(AUS)、ヤゴ・ドラ(BRA)、グリフィン・コラピント(USA)がQF進出を決めています。

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(五十嵐カノア)
PHOTO: © WSL/Dunbar

都筑有夢路は9位

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(都筑有夢路)
PHOTO: © WSL/Miers

ウィメンズサイドもベスト8が決定。

レイキー・ピーターソン(USA)のリプレイスメントの座を手に入れた都筑有夢路(JPN)はキャロライン・マークス(USA)と対戦。
左側のレフトメインの勝負となり、試合巧者のキャロラインが先行、ミドルスコアを重ねてトータルスコアを固め、圧勝。
都筑有夢路も一つのターンは良いものの、上手くまとめられなかった印象でした。
なお、オーストラリアレッグの残り2戦もリプレイスメントのスポットを獲得する予定なので、次のイベントも注目しましょう。

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(キャロライン・マークス)
PHOTO: © WSL/Miers

ウィメンズでこの日一番目立っていたのはタイラー・ライト(AUS)と対戦したジョアン・ディファイ(FRA)
彼女は前日にトータル16.66のハイエストを出しており、この日もウィメンズではハイエストとなる8.00をバックハンドで出して勝利。

実はタイラーはコーチのマイクロことグレン・ホールとアヴォカビーチでCTオーストラリアレッグで勝負の鍵となるレフトの練習をしていたところ、足首を打撲。回復には6週間〜12週間と診断されており、100%の状態ではないとのこと。

「最高の気分よ。ちょっと泣けてきたわ。あのヒートでどれほどのプレッシャーを感じていたか、正気の沙汰ではない。ヒートでは彼女が1本目の波に乗り、次の波の方が良かったことが何度かあった。それに加えて自分のパフォーマンスも良かったわ。勝てて本当に嬉しい」

サーフィンだけではなく、波運にも恵まれて2戦連続でQF進出を決めたジョアン。
興奮気味にヒート終了後のインタビューに答えていました。


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(ステファニー・ギルモア)
PHOTO: © WSL/Dunbar

その他、カリッサ・ムーア(HAW)、キーリー・アンドリュー(AUS)サリー・フィッツギボンズ(AUS)、タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)、ステファニー・ギルモア(AUS)、コートニー・コンローグ(USA)がベスト8入りを果たしています。

ネクストコールは現地時間4月20日6時45分(日本時間の同日5時45分)

WSL公式サイト




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