『Boost Mobile Margaret River Pro』ファイナルデイを戦うメンバーが決定!
2021-05-06 更新
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現地時間5月6日、西オーストラリア州・マーガレットリバーで開催中のCT第4戦『Boost Mobile Margaret River Pro』はコンテスト4日目を迎え、メンズはベスト8、ウィメンズはベスト4が決定。
週末には大きな南西ウネリが入る予報が出ており、そのタイミングで予定されているファイナルデイに向けて最終のメンバーが揃いました。
この日の会場メインブレイクは公式6-8ft。
予想外のオフショアで朝からコンテストのゴーサインが出され、マンオンマンを二つ同時に進行させるオーバーラッピングヒートで合計12ヒートが進行。
いくつかの番狂わせも発生していました。
ガブリエルがまさかの敗退
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メンズサイドでは唯一の10ポイントまで出して絶好調のジョン・ジョン・フローレンス(HAW)がこの日もリズムを崩さず、Round of 16のファーストヒートでピーターソン・クリサント(BRA)に圧勝した一方、ノースナラビーンで快勝してランキングトップの座に立ったガブリエル・メディナ(BRA)がセス・モニーツ(HAW)とのクロスゲームに敗退。
「チョープーのセミファイナルでやられたお返しができて良かったよ。このヒートでは、いくつかのプライオリティミスや、小さいボードを使ったことで彼にチャンスを与えてしまったような気がするけど、結果的に勝てて良かった。ここ西オーストラリアでの生活はとても楽しいよ」
今シーズンの3戦の内、優勝1度と2位2回という驚異的な成績だったガブリエルに対して全て17位だったセスがようやくこの地で巻き返すことに成功。
ジョン・ジョン同様にハワイのビッグウェーブで育ったセスにとってマーガレットリバーの波はホームのような戦いであり、更に勝ち上がる可能性もありそうです。
カノアに何があったのか?
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オーバーラッピングヒートでセスとガブリエルの戦いの間に入った五十嵐カノア(JPN)はインターフェアに気付かず、ルーキーのマシュー・マクギリヴレイ(ZAF)を相手に珍しい敗退に...。
スコア的には勝っていたものの、セカンドスコアの半分を減点されたため、僅差で姿を消すことになりました。
「あの波に乗っている彼を見て、少し戸惑ったね。カノアには悪いことをしたと思う。彼は良いサーフィンをしていたし、スコアも良かった。あれはヒートの流れであり、誰にでもミスはあるものさ。自分のサーフィンが良かったとは思わない。もっと良いパフォーマンスができたはずだよ。フリーサーフでは良いサーフィンができるんだけど、それではヒートに勝てない。次のヒートではゲームを盛り上げていきたいね。クオーターファイナルに進出できて、とても嬉しい」
開幕戦で9位に入りながらもオーストラリアレッグの終了した2戦では最下位が続き、ルーキーイヤーに苦戦しているマシュー。
マーガレットリバーではファーストラウンドで9ポイントを出すなど好調なだけに更にヒートを勝って埋め合わせをしたいところでしょう。
ベスト8はジョン・ジョン、セス、マシューの他、グリフィン・コラピント(USA)、ジョーディ・スミス(ZAF)、ライアン・カリナン(AUS)、イタロ・フェレイラ(BRA)、フィリッペ・トレド(BRA)
ウィメンズはローカルヒーローが活躍
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ウィメンズサイドではタティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)、カリッサ・ムーア(HAW)、ステファニー・ギルモア(AUS)がハイスコアを出して快勝。
ランキング争いも白熱してきましたが、この日一番のヒーローはローカルのブロンテ・マコーレー(AUS)でした。
ジョアン・ディファイ(FRA)とのQFファーストヒート、タイスコアの末にシングルウェーブのカウントバックでブロンテの勝利。
マーガレットリバーでは2016年からのCTキャリアですでに最高の成績が保証されることに。
「セミファイナルに進出できて、とても感激しているわ。特にヒートの最後は慌ただしかった。雨でラインアップが見えず、最後に波に乗ったジョアンがどこにいるのか、それが良い波なのかどうかもわからない状態だったわ。何が起こっているのか分からず、とてもストレスを感じたの。でも、勝てたことはとても嬉しいし、本当に特別なことよ。特にホームの試合では、家族全員が毎日応援してくれているので、ヒートを勝てて最高よ」
ご存知の通り、ブロンテの父は元CT選手のデイブ・マコーレー。
80年代からツアーに参戦してランキング3位を2度も重ねたトップ選手でした。
父親譲りのバックハンドとフロントサイドの強烈なスナップが武器ですが、CTでは毎年10位以下でQSからのフォローでリクオリファイを続けています。
すでに7日はレイデイが決定しており、ネクストコールは現地時間5月8日7時(日本時間の同日8時)
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