モルジブ
2003-08-20 更新
haru column vol.10---------------
今回は、私のサーフショップがあるスリランカから約500km南にあるモルジブを紹介する。
この島にStayするのは優雅なリゾート気分だ。エアコンのついたバンガロー、おいしい食事、ゲームやプールなどのアクティビティも充実していて、何ひとつ不自由のない快適旅行。モルジブはイスラム圏だが、ツーリストに関してはリゾートでビールやカクテルを飲むことができる。
そんなモルジブへはスリランカから比較的近い事もあり、私は既に3回も行ってしまった。
ロヒフシリゾート、タリビレッジ、そしてボートトリップにも参加。どれをチョイスしても失敗はない。別料金になるが、島からドーニとよばれる小船に乗り、いろいろなポイントへのアクセスも可能だ。日本で申し込めば南アトールにも案内してくれる。ボートトリップはいつもポイントの近くにいられるので、空いている時間に入れる事、そしてかなりの確率でクジラやイルカが目の前で見られるなどもメリットだ。船もそれほど揺れず、船酔いすることもなかった。
肝心の波は、どこのポイントもパスと呼ばれる島と島の間の切れ目でブレイクし、パーフェクトな波が楽しめる。そして目を疑いたくなるようなクリスタルウォーター。波質もハードでは無いので安心して楽しめるポイントが多い。
私の3回の渡航は、全て良い波を当てる事が出来た。特に気に入って通ったのがサルタンというメローなライト。練習中の技を試すのには最高だった。しかも他のポイントよりもウネリに敏感で乗り易くロングライドが可能。掘れるセクションもちゃんとあり、波によってはチューブも巻く。但し、ここの難点は混雑しやすい事だった。
上級者であれば、コーラやチキンも良い。風が合っていない場合は反対側にあるホンキーポイントをチェックすると風をかわし、空いている場合もある。他にもジェイル、ニンジャなど、いろいろポイントがあるから毎日違うポイントでサーフするのがオススメだ。
サーフする時間は潮が止まる時間帯がよさそう。潮が動いている時間はカレントが発生するので延々とパドルを強いられることがある。シーズンは4月~10月位まで。あとの時期は波が小さいらしい。
気をつけることは日焼け。赤道に近いモルジブの紫外線は想像以上にすさまじい。日焼け対策は怠らない方が懸命。
リーフに関してはそれほど問題はないが、経験の浅い人はリーフブーツを持っていったほうが良いだろう。足を怪我するとそのあとのサーフに響いちゃうからね!怪我をした場合のファーストエイドも忘れずに。サンゴで怪我をするとバクテリアが傷口に付着する為、小さい傷でも放っておくとロクな事にはならない。消毒液と抗生物質の入った塗り薬を持っていこう。
スリランカエアーで行く場合、コロンボ経由の便もあるので、スリランカでサーフィンを楽しんでから、モルジブへ行くのもオススメだ。