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『2021 ISA World Surfing Games』開幕!

2021-05-30 更新
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Photo: ISA / Ben Reed

現地時間5月29日、東京五輪の最終選考を兼ねた『2021 ISA World Surfing Games』が中米・エルサルバドルで開幕!
51カ国からサーファーが集まり、マスク着用、ソーシャルディスタンス、各国2名の代表の参加などの対策をした上でオープニングセレモニーが行われていました。



ブケレ大統領の声明

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(左・ブケレ大統領と右・ISA会長のフェルナンド・アギーレ氏)
Photo: ISA / Ben Reed

数年前、エルサルバドルは新しい未来を築く決意をしました。過去に苦しんだすべてのことを変えるために、私たちは新しい運命を築かなければならないのです。
奇妙に聞こえるかもしれませんが、私たちはサーフィンをその運命の一部にしようと決めました。

サーフィンは私たちの未来を支える柱のひとつです。

エルサルバドルを世界的に有名なサーフィンの国にすることは、私たちだけではできません。
アスリートの皆さんには、情報を発信したり、インスタグラムに写真を投稿したり、自分が見つけたものを伝えたりするのに協力していただきたいと思います。
あなたがここで見つけたもの、そしてそれについてどう思うかを伝えてください。
人々があなたをどのように扱ったか、’太陽、絶え間なく続く波、暖かい水、すべての雰囲気’、あなたがどのように感じたか、天気はどうだったかなどを伝えて欲しいのです。

どうか皆さんには、私たちの大使となって、この国の良いところを広めてください。
皆さんが年老いた時、遠く離れたところで過去を振り返り、自分がこの国で始めたことを思い出すでしょう。



サンド・オブ・ザ・ワールド

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(日本の砂を注ぐ松田詩野)
PHOTO: ISA / Sean Evans

今年は各国の選手が国旗を持ち、ユニフォームや民族衣装などでパレードをする伝統的なパレード・オブ・ネイションズが行われませんでしたが、各国から持ち寄った海の砂を一つの箱におさめる「サンド・オブ・ザ・ワールド」は各国2名の代表により行われ、日本は村上舜、松田詩野が参加していました。

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(村上舜)
PHOTO: ISA / Sean Evans

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(村上舜と松田詩野)
PHOTO: ISA / Sean Evans

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(アメリカ代表のキャロライン・マークス)
PHOTO: ISA / Sean Evans

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(エルサルバドル代表のブライアン・ペレス)
PHOTO: ISA / Sean Evans

ISA会長フェルナンド・アギーレ氏の声明

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PHOTO: ISA / Sean Evans



エルサルバドルとブケレ大統領にはこの困難な時期に我々をエルサルバドルに招待してくれて感謝しています。
そして、すべてのチームに感謝します。
今日、私たちは人類の回復力と強さ、つまり生命とサーフィンの回復力を証明しています。

愛の力で、人生と希望のために。

人類は私たちを必要としています。優れたサーファーはパドリングを止めることがありません。ここで私たちは東京への道のりと歴史を作っているのです。
1年半前、私たちは2020年を迎え、エルサルバドルに来てこの素晴らしいWorld Surfing Gamesとサーフィンで初めてのオリンピック体験をすると思っていました。
あれから一年待ち、12人のオリンピック選手をここで誕生させるところまで到達しました。
歴史を作るための舞台が整ったのです。



コンテスト初日の注目選手

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(51カ国の国旗が並んだ会場)
PHOTO: ISA / Sean Evans

コンテストは現地時間5月30日に「エル・スンサル」「ラ・ボカナ」の二つの会場で開始します。
男子は「ラ・ボカナ」、女子は「エル・スンサル」で共にR1の24ヒートが進行予定です。

コンテスト初日の注目選手はH7のジェレミー・フローレス(FRA)、H8のジュリアン・ウィルソン(AUS)、H13のイタロ・フェレイラ(BRA)、H15の和井田理央、H21のガブリエル・メディナ(BRA)、H24のライアン・カリナン(AUS)など

女子はH4のサリー・フィッツギボンズ(AUS)、H9のソフィア・ムラノヴィッチ(PER)、H13のニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、H14のブリッサ・ヘネシー(CRI)、H16のタティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)など。

日本代表はH9に村上舜、H17に大原洋人。
女子はH12に都筑有夢路、H21に前田マヒナ、H24に松田詩野。

翌日以降、H25に五十嵐カノアが出場します。

なお、このイベントでは男子5名、女子7名の上位選手が東京五輪の出場権を獲得(条件あり)します。

日本とエルサルバドルの時差は−15時間。
現地時間5月30日の朝8時は日本時間5月30日の夜23時です。

開催前のPCR検査で陽性者あり



ISAはイベント開催前の5月27日〜28日に選手と関係者564名のPCR検査を決行。
18名の陽性者、10名の保留者を公表しています。
18名の陽性者は政府提供のホテルで隔離されており、国や名前などは明らかにされていませんが、18名の内、11名がアスリートということです。

ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/


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