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波乗りジャパンは団体暫定2位!『2021 ISA World Surfing Games』5日目

2021-06-04 更新
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PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

現地時間6月3日、東京五輪の最終選考を兼ねた『2021 ISA World Surfing Games』はコンテスト5日目。
中米・エルサルバドルはノンストップで波が続き、メインラウンドはR4まで進行。
敗者復活戦のリパチャージラウンドはR5まで進行しました。



波乗りジャパンは4名がR5進出

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(R5進出を決めた大原洋人)
PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

日本代表「波乗りジャパン」は五十嵐カノア、大原洋人、村上舜、前田マヒナの4名がメインラウンドを勝ち上がっていますが、この日行われたR4でも全てラウンドアップ。
会場はライト・レフト共にある「ラ・ボカナ」
3人ヒートで上位2名がR5進出。

最初に登場した村上舜はアメリカ代表、パナマ代表と対戦。
後半、トップから3位に下がる場面もありましたが、終了間際に6.33を出して1位通過。
2019年に宮崎で開催された同大会で4位に入った時のような勝負強さを見せていました。

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(村上舜も勝利!)
PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

終了後のインタビューでは「3ヒートなので単純に一人を倒せば良いと考え、自分のやるべきことに集中して2本乗れたので良かったです。日本ではオリンピックが近いので、サーフィンも注目されています。地元でも沢山の人が応援してくれています」とコメント。

なお、インタビュー中は常に背中を冷やしていましたが、それは熱帯気候のエルサルバドルの暑さ対策。
じっとしていたも汗が出るような暑さで体力消耗も激しく、リカバリーのためにクールダウンをしているそうです。

その他、大原洋人はインドネシア代表の和井田理央、フランス代表の元CT選手ジョアン・ドゥルーと対戦して2位通過。
五十嵐カノアはペルー代表、メキシコ代表と対戦して1位通過。
前田マヒナはアルゼンチン代表と共にラウンドアップ、強豪ステファニー・ギルモアを抑えていました。

なお、リパチャージラウンドでは都筑有夢路がR6進出を果たした一方、松田詩野はR4で敗退しています。

団体総合ではフランスがトップ、日本は僅差で2位、3位がペルー。
メダル獲得が見えてきました。

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(前田マヒナ)
PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

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(五十嵐カノア)
PHOTO: ISA / Sean Evans

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(ハードなリパチャージに回った都筑有夢路)
PHOTO: ISA / Pablo Franco

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(松田詩野)
PHOTO: ISA / Pablo Franco

東京五輪の出場枠を巡る争い

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(インドネシア代表の和井田理央)
PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

今大会は東京五輪の出場枠、男子5名、女子7名を競う大会でもあります。

その中でもインドネシア、パナマ、ドイツ、スペイン、ベネズエラ、ニカラグア、チリ、メキシコ、ウルグアイ、カナダ、イギリス、アルゼンチンの選手にとっては、サーフィンで初の出場権を獲得するチャンスが巡っています。
一方、フランス、日本、コスタリカ、イスラエル、ペルー、ニュージーランド、ポルトガル、南アフリカではまだ選手枠が暫定的、もしくは残っています。

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(イサウロ・エリゾンド)
PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

パナマ初のオリンピックサーファーを目指しているイサウロ・エリゾンドは村上舜と共にR4をクリア。

「次のラウンドに進むことが出来て最高の気分さ。沢山の感情と緊張がある。とても嬉しい反面、もしヒートを通過出来なかったらというプレッシャーもあるんだ。このような感情は海にいるヒート中常にあるね。この大会でまさかここまで勝ち上がるとは思っていなかった。この時のために一生懸命練習してきたよ。自分にはコーチがいないけど、父と母が側にいる。それが自分が前に進むために必要な全てさ。ISAイベントで多くの国の選手と競い合う気持ちは素晴らしいよ。皆が再び団結した姿を見ることは、大きな喜びでもある。このパンデミックを乗り越えて開催していることも素晴らしい。サーフィンを通じて、より良い世界を作ることが出来るんだ」

ジュニア時代から注目されていたイサウロ。
次のR5で五十嵐カノア、ジェレミー・フローレス、ミシェル・ボウレズと3名のCT選手と戦います。

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(モロッコのラムジ・バークヒアム)
PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

2019年の今大会、2019年『Pan American Games』で出場権を獲得した選手は「暫定的」という条件があります。
優先順位で今行われている大会が上のために結果次第では出場権を失う可能性もあるのです。

それは村上舜も同じ。
その他、モロッコのラムジ・バークヒアム、ペルーのルーカ・メシナス、ダニエラ・ローザスも同じ条件です。

「私の最初の目標は今大会での出場権を獲得することよ。R5に進出できたことは本当に嬉しい。今の状態に満足しているわ。パンデミック以来、初めての大会なので、少し緊張しているの。最初はオリンピックの予選となるこの大会で競技に復帰することを考えると不安になったの。でも、チームメイトに相談したところ、彼らは私を落ち着かせてくれたわ。おかげでサーフィンに集中してヒートに臨むことが出来た」

2019年『Pan American Games』で優勝して暫定的に出場権を獲得したペルーのダニエラ・ローザス。
メインラウンドを勝ち進み、R5ではニュージーランド代表のペイジ・ハレブなどと対戦します。

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(ダニエラ・ローザス)
PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

オーストラリア代表がハイスコア

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(オーウェン・ライト)
PHOTO: ISA / Sean Evans

オーストラリア代表のオーウェン・ライト、サリー・フィッツギボンズはすでにCT枠で東京五輪の出場を決定させていますが、今大会での金メダル獲得を目指して本気のサーフィンを続けています。
共にリパチャージラウンドでオーウェンは16.26、サリーは17.50のトータルスコアを出して5日目のハイエストとして記録されています。

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(サリー・フィッツギボンズ)
Photo: ISA / Ben Reed

ちなみにオーストラリア代表は「The Irukandjis(イルカンジス)」というチーム名を持っています。
これはオーストラリアの北方海域に生息するハコクラゲの一種、イルカンジにちなんで名付けられたもの。このクラゲは体長2cmほどの極小ながら殺人クラゲと呼ばれるほどの猛毒を持っていることで恐れられており、今大会でもすでに他国にとって怖い存在になっています。

また、エルサルバドルのブライアン・ペレス選手はリパチャージラウンドを勝ち上がっており、ホスト国の選手として東京五輪出場に望みをつないでいます。

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(エルサルバドルのブライアン・ペレス)
Photo: ISA / Ben Reed

コンテスト6日目のスケジュール

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Photo: ISA / Ben Reed

現地時間6月4日のコンテスト6日目のスケジュール。

ヒートは朝8時より開始予定。
日本とエルサルバドルの時差は−15時間。
現地時間6月4日の朝8時は日本時間6月4日の夜23時です。

6日目は全て「エル・スンザル」で行われ、メンズのR5、メンズのリパチャージR6、ウィメンズリパチャージR6、R7が進行予定。

メンズのR5に五十嵐カノア、大原洋人、村上舜。
ウィメンズリパチャージに都筑有夢路が登場します。

ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/


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