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波乗りジャパンの快進撃続く!『2021 ISA World Surfing Games』6日目

2021-06-05 更新
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(カノアはまだまだ余裕の表情)
PHOTO: ISA / Sean Evans

現地時間6月4日、中米・エルサルバドルを舞台とした『2021 ISA World Surfing Games』は6日目を迎え、ライトオンリーの「エル・スンザル」でメンズのメインラウンドR5とメンズ、ウィメンズ共に敗者復活戦のリパチャージラウンドが進行。

グランドファイナルまで残り2日、メダル獲得に加えて東京五輪の出場枠を巡る争いもヒートアップしてきました。



波乗りジャパンの快進撃続く!

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(村上舜)
PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

日本代表「波乗りジャパン」は大会6日目にして6人中、5人がまだ残っています。
団体で暫定2位、メダル獲得の可能性が高くなってきた一方、チーム内での東京五輪の出場枠争いにも注目が集まっています。

現在、五十嵐カノアはCT枠で一つ目を確保。
二つ目は2019年の宮崎で4位に入った村上舜が暫定的に獲得していますが、もし、大原洋人が上位5位に入り、村上舜がそれ以下だった場合は大原洋人に出場枠が移動。
村上舜と大原洋人が上位5名に入った場合は上位のどちらかが二つ目の枠を手にいれることになります。

この日行われたR5では大原洋人、村上舜が同ヒートに重なり、スペイン代表で元CT選手アリッツ・アランブルーを抑えて共にR6進出。

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(大原洋人)
PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

「チームメイトとオリンピック枠を争うのは少し変な感じがするけど、今はチームのために金メダルを目指している。自分と舜、カノアの3人がファイナルに進めば日本が金メダルを獲得することになるし、そうなれば素晴らしいことだよね。私達はただサーフィンをして、やるべきことをやるだけさ。まだ2つのヒートが残っているので、それを乗り越えることだけを考えているよ。オリンピックに出場することは、私にとって大きな意味がある。会場は私が育った場所で、毎日サーフィンをしている場所でもあるからね。オリンピックに出場して、家族や友人の前でサーフィンしたい」

日本代表として東京五輪に出場したい気持ちはきっと村上舜も同じ。
心境的に辛い部分もあるでしょうが、チームメイトとして共に全力で戦うのが悔いのない方法でしょう。

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(氷でのクールダウンが必要なほど現地は暑い)
PHOTO: ISA / Pablo Franco

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(五十嵐カノア)
PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

五十嵐カノアはQuicksilverのチームメイトでもあるフランス代表、ジェレミー・フローレスと共にR6進出。
ウィメンズで唯一メインラウンドに残っている前田マヒナはこの日出番がありませんでした。

なお、次のR6では大原洋人、五十嵐カノアが同ヒート、フランス代表、元CT選手ジョアン・ドゥルーとのカード。
村上舜はジェレミー・フローレス、インドネシア代表のアグースと戦います。

ウィメンズは都筑有夢路のみリパーチャージラウンドで出番があり、リパチャージR7進出を決めています。
グランドファイナル進出まで残り4ヒート。

ウィメンズはすでにリパチャージラウンドで敗退した松田詩野が暫定的に出場権を持っていますが、もし、前田マヒナ、都筑有夢路が上位7位に入った場合、出場枠が移動します。

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(都筑有夢路)
PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

男子5名、女子7名の出場枠を巡る争い

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(ブライアン・ペレス)
Photo: ISA / Ben Reed

日本代表も含め、今大会では男子5名、女子7名、合計12名の東京五輪の出場枠が確定します。

ウィメンズではまだイベントに残っている16名の内、13名がこの7枠を狙っています。
メンズは17名の内、12名が5枠を狙っています。

代表同士で争う日本のようなシチュエーションもあれば、ホスト国の選手として唯一残っているブライアン・ペレスのようなシチュエーションもあります。

ブライアンはリパチャージR6でコスタリカ代表のノエ・マア・マクゴナグルを抑えて1位通過。
このヒートではインドネシア代表の和井田理央が3位敗退。
R7ではマシュー・マクギリヴレイ、レオナルド・フィオラヴァンティという二人のCT選手を抑えてR8進出を決めています。

「エルサルバドルの人々が応援してくれていることを嬉しく思うよ。このイベントがここで開催されていることにとても感謝している。オリンピック・サーファーになることは私の夢なので、そこに焦点を当てている。今はそれが全て。エルサルバドルで唯一のサーファーになるのは特別さ。楽しみだね」

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(ブライアン・ペレス)
Photo: ISA / Ben Reed

団体で暫定トップのフランスはウィメンズで二人が残り、代表枠も一つ残っています。
元CT選手で2017年のWSGの金メダリスト、ポーリン・アドゥとフランスで若手ナンバー1のヴァヒネ・フィエロがこの枠を争っています。

「オリンピック出場権獲得はこのイベントに参加するすべてのアスリートの夢よ。フランスチームのサーフィンはとても好調。オリンピック出場権とチームゴールドを獲得することができれば、最高ね」

リパチャージR7に勝ち上がったヴァヒネは強豪のサリー・フィッツギボンズなどと次のヒートで戦います。

8名の選手が出場を確定

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(イスラエルのアナト・ルロアール)
PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

『2019 World Surfing Games』『2019 Pan American Games』の二つのイベントで暫定的に出場権を獲得したサーファーは5大陸で男女1名づつ合計10名。
その内、モロッコのラムジ・ブキアム、南アフリカのビアンカ・ベイタンタグ、ペルーのルーカ・メシナス、ダニエラ・ローザス、ニュージーランドのビリー・ステアマンド、エラ・ウィリアムス、イスラエルのアナト・ルロアール、ポルトガルのフレデリコ・モライスの8名が出場を確定しています。

団体ではフランスと日本がリード

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(ジェレミー・フローレス)
PHOTO: ISA / Sean Evans

フランスと日本は共に6人中、5人がまだ残っており、日本はメインラウンドに4人、フランスは3人。
フランスは2017年、日本は2018年、共に自国でのWSGで団体金メダルを獲得しています。

「ISA World Surfing Gamesのためにここに来てほしいと言われたんだ。長い間、サーフィンをしてきたイベントだから参加したよ。本当は家族と一緒にいたい。娘に会いたい気持ち一杯だけど、自分の仕事をしたい。国を代表してサーフィンしているんだ」

CT枠で東京五輪の出場を決めた選手はISAのルールで今大会の参加が義務になっています。
直前まで約3ヶ月間もオーストラリアにいたために1ヒートだけで帰ってしまった選手もいますが、コメントを残したジェレミー・フローレスのように最後まで戦い抜くと決めた選手もいます。

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(ステファニー・ギルモア)
PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

また、団体で暫定3位のオーストラリアはオーウェン・ライトが16.33、ステファニー・ギルモアが15.73とこの日のハイエストヒートスコアを出して圧勝。
2日連続でオーストラリア勢が記録を出しています。

特にオーウェンのサーフィンは安定しており、トップ6スコアの内、3つを手に入れて個人金メダリストの有力候補として注目されています。

コンテスト7日目のスケジュール

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PHOTO: ISA / Pablo Jimenez

現地時間6月5日のコンテスト7日目のスケジュール。

ヒートは朝7時30分より開始予定。
日本とエルサルバドルの時差は−15時間。
現地時間6月5日の朝7時30分は日本時間6月4日の夜22時30分です。

7日目は全て「ラ・ボカナ」で行われ、メンズのリパチャージR8からスタート。
ウィメンズのリパチャージR7、メンズのメインラウンドR6、ウィメンズのメインラウンドR5。
メンズリパチャージR9、ウィメンズリパチャージR8、最後にメンズリパチャージR10まで進行予定。

メンズのR6に五十嵐カノア、大原洋人、村上舜。
ウィメンズR5に前田マヒナ。
ウィメンズリパチャージに都筑有夢路が登場します。

ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/


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