非会員上部PR枠用
 

2021年JPSA開幕戦を制したのは?

2021-06-05 更新
202165jpsa10


2021年JPSA開幕戦が千葉県一宮海岸で無観客で開催。
ショートボードは6月2日、ロングボードは6月4日にファイナルデイを迎えていました。

なお、今年のスケジュールはショートボード5戦、ロングボード6戦、トライアル各2戦。
ツアー全戦のうち、ショートボード、ロングボード各3戦を「さわかみ チャレンジシリーズ」としてツアーランキングとは別にシリーズランキングを集計してタイトルを争います。

8月の新島では特別戦、シニア,マスターも併催される予定です。

ショートボードは稲葉玲王&脇田紗良

2021jpsa1
(稲葉玲王)

ショートボードの開幕戦は5月31日〜6月2日に開催。
期間中は平均コシ〜ハラサイズで風の影響も入った難しいコンディションでした。

男子は地元の稲葉玲王、ハワイに拠点を持つ脇田泰地がマンオンマンのファイナルに残り、脇田泰地がリード。
稲葉玲王はニード6.45のシチュエーション、追い込まれながらも終了間際に脇田泰地が取りこぼしたライトで稲葉玲王が8.10をスコアして逆転優勝を決めています。

意外にも稲葉玲王はJPSA初優勝、弟のような存在だと話していた脇田泰地とのファイナル、そして優勝した気分は格別だったでしょう。

2021jpsa6
(脇田紗良)

女子は脇田泰地の妹、脇田紗良が川合美乃里とファイナルで対戦。

川合美乃里が主導権を握っていたものの、残り4分に脇田紗良がニード4.51のシチュエーションで5.43を出して逆転していました。
脇田紗良は2020年10月に鴨川で開催されたJPSA特別戦『さわかみ チャレンジシリーズ 鴨川』に続き、2連勝です。

ショートボード第2戦『新島プロ』は8月20日〜22日(予備日23日)に新島で開催されます。

JPSAショートボード第1戦
『さわかみチャレンジシリーズ一宮プロ』結果
1位 稲葉玲王
2位 脇田泰地
3位 上山キアヌ久里朱、西慶司郎

女子
1位 脇田紗良
2位 川合美乃里
3位 都築虹帆、川瀬心那

2021jpsa2
(稲葉玲王)

2021jpsa4
(脇田泰地)
2021jpsa9
(脇田紗良)

2021jpsa7
(川合美乃里)

ロングボードは井上鷹&田岡なつみ

2021jpsa5


ロングボードの開幕戦がスタートした6月3日はカタ前後までサイズアップ。
4日のファイナルデイには頭オーバーまでサイズアップ。
風も悪く、ロングボードには特にハード過ぎるコンディションで進行していました。

男子ファイナルは4人ヒート。
2019年に18歳にして圧倒的な強さでグランドチャンピオンになった井上鷹が他を寄せ付けず、優勝。
10ポイントを出したヒートもあり、圧勝でした。

この優勝は仲の良い妹の誕生日プレゼントになったと話していました。

2021jpsa3
(井上鷹)

女子は過去数年タイトルを争っている田岡なつみ、吉川広夏がトップを争い、スコアが伸びない難しい状況で田岡なつみが逃げ切り、優勝。
田岡なつみ、吉川広夏共にシングルフィンを使用。
特に男子では井上鷹を始め、EPS、スタビのパフォーマンス系のボードを使用する選手が目立つものの、世界的な流れでは明らかにシングルフィンが主流です。

ロングボード 第2戦『9GATES. PRO 太東』は6月10日〜12日(予備日13日)に太東で開催。
プロトライアル同時開催です。

2021jpsa8
(田岡なつみ)

JPSAロングボード第1戦
『さわかみチャレンジシリーズ一宮プロ』結果
1位 井上鷹
2位 堀井哲
3位 西口京佑
4位 菊池里騎

女子
1位 田岡なつみ
2位 吉川広夏
3位 市川梨花
4位 小髙恵子

JPSA公式サイト

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)


※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。