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CT第6戦『Jeep Surf Ranch Pro』終了!

2021-06-21 更新
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PHOTO: © WSL

WSLのオフィシャルスポンサー「Jeep」と多くのクリエイターに支持されているソフトウェア会社「Adobe」のサポートで6月18日〜20日の3日間に渡って開催されたCT第6戦『Jeep Surf Ranch Pro』

2018年からスタートしたケリー・スレーターのウェーブプール「サーフランチ」でのイベントは賛否両論あるものの、世界最高のサーファーによるサーフィンの進化を発表するショーケースとして通常のCTとは違う視点で見れば面白いのでは?

ファイナルデイの主なトピックはガブリエル、イタロ、フィリッペに続くブラジリアンの秘密兵器、ヤゴ・ドラのハイエストスコア。
ジョアンの猛攻撃、フィリッペの3度目の正直など。
また、今シーズン限りで引退するエイドリアーノはケリーなどとジャージ交換をしたり、優勝したジョアンを担いだりとライブ中継に度々登場。
現役最後のサーフランチを惜しみながら楽しんでいました。




ジョアン優勝でタイトルレースに加わる

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PHOTO: © WSL

東京五輪のフランス代表でもあるジョアン・ディファイ(FRA)が2位だった2019年のリベンジを果たす。

すでにトップ5確定でワールドタイトルを決める『Rip Curl WSL Finals』の出場が確定したカリッサ・ムーア(HAW)とのファイナルは緊迫感あるクロスゲーム。
8.70を出した1本目のレフトが勝負の決め手となり、僅か0.40差でシーズン初優勝、CT通算4勝目。
前戦でもファイナルに進出して2位に入り、ポイントを稼いでいたジョアンは今回の優勝でランキングを3つ上げて2位に浮上しています。

「サーフランチでのウィメンズサーフィンのレベルの高さには本当に感心するわ。特にカリッサ、サリー、タティの3人が素晴らしい仕事をしてくれた。2戦連続のファイナルは初めてよ。この結果に満足している」

カリッサが5度目のワールドタイトルに近づく

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PHOTO: © WSL/Van Kerk

サーフランチで初めてイベントが開催された2018年に優勝経験があるカリッサは今シーズンも全てのラウンドで安定したパフォーマンスを披露。
ランキング首位を独走する彼女は2位とのポイント差も広げ、メキシコ、タヒチの2戦を残してトップ5が確定。
『Rip Curl WSL Finals』で5度目のワールドタイトルを狙うことになります。

「素晴らしい気分よ。トップ5に入り最後に戦うことが今年の初めの大きな目標だった。その資格を得られたことを知って嬉しい。本当にワクワクしているわ。ワールドチャンピオンになるには、まだやらなければならないことが沢山あるけどね」

優勝したジョアンに対しては「ジョアンは優勝する気満々だった。彼女はまさにプールの女王で、常に何をすべきかを知っている。凄いタイミングよ。彼女の今日の優勝、本当に良かったと思う」と話していました。

フィリッペが念願の優勝

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PHOTO: © WSL

やはりメンズサイドは蓋を開けてみればガブリエルとフィリッペが強かった。

過去2回のサーフランチでのCTイベントで2回共に優勝を争ったこの二人。
今年は得意のライトでバリエーションを増やし、ウィークポイントだったレフトも克服。
最後まで集中力を切らさずにピークをファイナルに持ってくることに成功したのが勝因だったと言えます。
2年連続でガブリエルの後だったフィリッペにとって念願の優勝、更にいつも側にいる父に捧げる一勝ともなりました。

「サーフランチでのファイナルは3回目。過去2回はガブリエルに負けていたけど、やっと優勝出来た。本当に嬉しいよ。今年のガブリエルは素晴らしい。すでにトラッセルズでのファイナルも確定している彼に勝ったことは自分にとって大きな意味がある」

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(フィリッペと父リカルド)
PHOTO: © WSL/Nolan


「父の日に勝つことが出来た。今日は家族がここにいるんだ。父もね。特別だよ」

ファイナルデイの20日は父の日。
家族全員をカリフォルニアに移住させるほど家族思いのフィリッペにとってこの一勝は特別なものになるでしょう。

ガブリエルが独走態勢

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PHOTO: © WSL

すでに終了した6戦の内、マーガレットリバーでの9位を除くと全てファイナルに進んでいるガブリエル。

その内優勝が2回、今回はランキング2位のイタロが予選ラウンド止まりだったこともあり、ウィメンズよりもトップと2位のポイント差が広がっています。
2日目の時点で『Rip Curl WSL Finals』出場も確定、この勢いで東京五輪の金メダルも軽々と奪ってしまう可能性があります。

「サーフランチのコンテストは素晴らしい波があるのでいつも楽しいね。ここではプレッシャーがあるからこそ、全てが面白くなるのだと思う。フィリッペと私はいつもここで良いバトルをしている。彼は見ていて一番好きなサーファーだよ」

カノアとヤゴの活躍

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(カノアは3位)
PHOTO: © WSL

サーフランチは開発段階から携わっているカノア。
2018年には3位という結果も残しています。

今年も予選からこの波との波長がピッタリと合い、SF進出の3位。
ランキングも3つ上げて6位に浮上。
『Rip Curl WSL Finals』まで1ランキングまで迫ってきました。

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(イベントのハイエストスコアを出したヤゴ)
PHOTO: © WSL

今イベントのハイエストスコア9.73をSFで出したブラジリアンのヤゴもカノアと同率の5位でフィニッシュ。
今シーズン最高成績を上げ、ランキングも2つ上げて8位に浮上しています。

なお、次のCT第7戦は8月10日〜20日にメキシコで開催される『Corona Open Mexico presented by Quiksilver』
最終戦は8月24日〜9月3日にタヒチで開催される『Outerknown Tahiti Pro』
そして、トップ5がローワー・トラッセルズで9月8日〜17日に『Rip Curl WSL Finals』を戦い、ワールドタイトルが決まります。

CT大詰めの前、7月25日からは東京五輪のサーフィン競技が開幕。
すでに40名の代表選手が決定しており、CT選手も多数参加します。

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(ファイナリスト)
PHOTO: © WSL/Heff

CT第6戦『Jeep Surf Ranch Pro』結果
1位 フィリッペ・トレド(BRA)
2位 ガブリエル・メディナ(BRA)
3位 五十嵐カノア(JPN)、グリフィン・コラピント(USA)
5位 エイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)、ヤゴ・ドラ(BRA)、イーサン・ユーイング(AUS)、ケリー・スレーター(USA)

ウィメンズ
1位 ジョアン・ディファイ(FRA)
2位 カリッサ・ムーア(HAW)
3位 タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)
5位 キャロライン・マークス(USA)、コートニー・コンローグ(USA)、ステファニー・ギルモア(AUS)、ココ・ホー(HAW)

2021年ワールドツアー:トップ5
1位 ガブリエル・メディナ(BRA) 46,720pt
2位 イタロ・フェレイラ(BRA) 33,555pt
3位 フィリッペ・トレド(BRA) 32,065pt
4位 モーガン・シビリック(AUS) 24,610pt
5位 グリフィン・コラピント(USA) 24,235pt

ウィメンズ
1位 カリッサ・ムーア(HAW) 43,855pt
2位 ジョアン・ディファイ(FRA) 34,645pt
3位 サリー・フィッツギボンズ(AUS) 34,270pt
4位 タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA) 33,625pt
5位 ステファニー・ギルモア(AUS) 29,390pt

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