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「CTクオリファイの行方を考察」- F+(エフプラス)

2021-08-23 更新
Text by つのだゆき

F+(エフプラス)
五輪開催直後(上)、現在(下)の志田下(いずれもBCMライブカメラより)
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オリンピックサーフィン会場は着々と解体が進み、すでにほぼ何もない感じ。志田トラに出る道のアスファルトもご丁寧にはがされ、原状復帰が進んでいる。

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その隣の雑草畑には今、テッポウユリがシーズンを迎え、群生しているところはかなりきれいだ。以前は志田の太東よりのほうにさびれちゃった自然公園的なものがあり、そこにはものすごい数の群生地があった。まぁ、その辺はオリンピックですべて破壊されたけど。

ワールドツアーは残すところタイトルを決めるだけで、ランキングは確定。CTからのクオリファイもだいたい確定した。だいたいってのは、ボーダーライン上の20位タイが4人いるからだ。これは珍しいけど、7試合で2試合カット実質5試合カウントとなるとこういうことも起きやすくなる。ちなみにタイの場合、カウントバックしていくのだけど、これがまたそれでもみんなタイ。次はチャレンジャーシリーズからのクオリファイで、彼ら4人のうちの誰かがチャレンジャーシリーズからクオリファイした場合、20位、21位としてCTからのクオリファイ扱いになり、チャレンジャーシリーズからは11人のクオリファイになる。で、それでもクオリファイ出来なかった人にはシーズンワイルドカードなんだろうけど、そのライン上にいるのはジェレミー・フローレス、ジュリアン・ウイルソン、セス・モニーツ、ミギュエル・プポの4人で、ジェレミーとジュリアンは引退&お休み宣言しているので、実質2人なのかな。この2人で誰もチャレンジャーシリーズからクオリファイしない場合、年間の勝ちヒート数、アベレージヒートスコアと決着をつける方法はルールブック上で決まっている。さすがにアベレージヒートスコアまでが同じ、はないだろうと思うけど……。

※編集部注:エイドリアーノ・デ・スーザ、ジュリアン・ウィルソン、ジェレミー・フローレスの3名が今季引退のため、現在20位のセス・モニーツ、ミギュエル・プポはCTからのクオリファイとなる。

オウエン・ライト、ミシェル・ボレーズ、ジャック・フリーストーン、コロヘ・アンディーノあたりがCTでは落ちている。コロヘはインジュアワイルドカードなんだろうな。
ジョンジョンは4試合出場で11位、ケリーは3試合出場で18位で楽勝リクオリファイ。なんだかんだ言ってこのふたりのスーパースターは、休んでも見せてくれる。
女子はレイキーがインジュアワイルドカードかね。まぁ、こうやってこの時期にCTランクが確定して、仕切り直してチャレンジャーシリーズに集中できるってのは、CT選手にとっては今までと比べるとかなり有利なシステムかな、と思う。クオリファイを狙うQS選手にはちょっと迷惑というか、ハードル上がるかな、と。

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Getting Heatedも新しいのポストされてたけど、あれやっぱ、ロス、ミックとかの選手だから面白いのであって、ライブのコメンテイター揃えてもイマイチかな、と思うので、ちょっと様子見w。




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