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CS第2戦『MEO Vissla Pro Ericeira』ベスト8入りを果たした松田詩野の勝利者インタビュー

2021-10-08 更新
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(松田詩野)
PHOTO: © WSL/Poullenot

現地時間10月7日、ポルトガル・エリセイラ「Ribeira D'Ilhas」で開催中のCS第2戦『MEO Vissla Pro Ericeira』は大会5日目を迎え、メンズのベスト16、ウィメンズのベスト8が決定。

強豪がひしめく激しい戦いの中、大原洋人、松田詩野が勝ち上がっています。

松田詩野がアリッサ・スペンサーを倒す

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(アリッサ・スペンサー)
PHOTO: © WSL/Poullenot

CTイベント並みのコンディションに恵まれているエリセイラのイベントで日本人女性として唯一ラウンドアップを重ねている松田詩野はRound of 16で強豪のアリッサ・スペンサー(USA)と対戦。
今シーズンのCTのサーフランチイベントにリプレイスメントとして参加して9位に入っているアリッサはCT入りが時間の問題と言われている選手。

二人の若きグーフィーフッターの戦いはハイスコアの応酬となり、ヒート中盤に8.47を出した松田詩野がトップに立つと後半にアリッサが9.43を返して逆転。
しかし、すぐに松田詩野がバックハンドで大きなターンを重ね、パーフェクトに近い9.67を出してトータル18.14。
このヒートを制してQF進出を決めていました。

「後半、逆転には大きなスコアが必要だったけど、その波が来ると信じていた。9ポイントを出せて興奮したわ。楽しんでサーフィンをしたいと思っていた。この結果にはとても満足しているわ。最終的にはクオリファイを果たしたいと思っているの。でも、ストレスを溜めずに、この旅を楽しみたいわ」

現在のCSランキングでは『US Open of Surfing Huntington Beach presented by Shiseido』で5位に入った脇田紗良の14位が日本人最高位。
松田詩野はQF進出を果たした時点で5位が確定しているため、一気に浮上してくるでしょう。

クオリファイの条件はトップ6。
狭き門に変わりはないものの、可能性は十分にあります。

QFの対戦相手はガブリエラ・ブライアン(HAW)
彼女もまたCT入りが時間の問題と言われている強豪です。

その他、シルヴァナ・リマ(BRA)、ポーリン・アドゥ(FRA)、ブリッサ・ヘネシー(HAW)、ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)などが勝ち上がっています。

大原洋人がベスト16入り


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(大原洋人)
PHOTO: © WSL/Poullenot

メンズサイドはRound of 24が進行してベスト16が決定。

大原洋人はナット・ヤング(USA)、ジェイコブ・ウィルコック(AUS)との3人ヒートで6ポイントを2本まとめて2位通過。
次のRound of 16からはマンオンマンに変わり、カルロス・ムニョス(CRI)と対戦します。

その他、ベスト16入りを果たしたのはエゼキエル・ラウ(HAW)、ジャクソン・ベイカー(AUS)、サミュエル・プーポ(BRA)、アレホ・ムニーツ(BRA)、イーマイカラニ・デヴォルト(HAW)など。

イーマイカラニは唯一の10ポイントライドを披露。
トータルでも19.60と驚異的な数字を揃えていました。

ネクストコールは現地時間10月8日7時35分(日本時間同日15時35分)

WSL公式サイト


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