From BCM.サーファーが与える経済効果!?
2003-09-17 更新
今年、阪神タイガースが優勝したことで、世に与える経済効果は何千億に上るといわれています。また佐賀県の歌で人気が出たお笑い芸人『はなわ』も、佐賀県に与えた経済効果は数十億に上っているそうです。では、サーファーが世に与える経済効果となると、どうなのでしょう?
海に行っても食事はコンビニで済ませ、車泊等でお金を使わない人が圧倒的に多いと思います。サーファーが集まる土地でも、サーファーはお金を落とさないから、釣り人や海水浴客を相手に商売するといった話もよく聞きます。
実際、先日新島で開催されたWCTの期間中も、おみやげ屋のおばちゃんなどは『サーファーよりも釣り人のお客が多い。』と語っていました。
また、海外に行っても日本人サーファーは集団で安い宿を探したり、何かと節約する人が多いともいわれています。
サーファーが社会的になかなか認められない理由は、もしかするとこの辺にあるのかも(?)しれません。しかし、頻繁に行くポイントの近くでお金を使えば、いつかは違った形で自分に戻ってくるかもしれません。例えば、サーファーがお金を使っている事が認められれば、知らない内に、そのポイントに綺麗な駐車場やトイレ・シャワーが出来てたり・・・と。
お金っていうのは使わないと回ってこないし、良く行く場所なら当然使うべきだと私は考えています。食事や宿泊だけでなく、よく行くポイントの近くにあるサーフショップでお金を使う等々・・・また、海外で安いサーフボードを買うのも良いが、日本で買えば金額以上にそれなりの意味があるという事も・・・
ビーチクリーンに参加したり、環境問題に取り組むなど、海に対するリスペクトが一番大切ではありますが、たまにはコンビニ以外での食事や宿泊施設を利用すると、いつもとは違う事が見えてきたりするかも(?)しれませんよ!