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CS最終戦『Haleiwa Challenger』3日目 五十嵐カノア&コナー・オレアリーが勝ち上がる!

2021-12-05 更新
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PHOTO: © WSL/Bielmann

現地時間12月4日、オアフ島、ノースショアのハレイワを舞台としたCS最終戦『Michelob ULTRA Pure Gold Haleiwa Challenger』が再開。

公式8-10ftレンジの北北西ウネリが入りながらもオンショアで難しいコンディション。それでも4日間レイデイが続いてしまったため、残り少ないウェイティングピリオドを考慮してメンズのRound of 32のみを消化させてQFを戦うベスト16が決定しました。

JJFが魅せた!

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(ジョン・ジョン・フローレンス)
PHOTO: © WSL/Heff

前のラウンドで9ポイント2本のトータル18.30とパーフェクトに近いライディングを披露していたジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は荒れ狂うハレイワの波をまるで子犬のように手懐けてジェイコブ・ウィルコック(AUS)、ジェシー・メンデス(BRA)、ジャック・フリーストーン(AUS)とメジャー選手が揃ったヒートを軽々とクリア。
シグネーチャームーブのレイバックを中心にヒート中に乗った僅か3本の内の2本で7ポイントを出していました。

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(ジョン・ジョン・フローレンス)
PHOTO: © WSL/Heff

「ハレイワはこのような大きな波になると楽しいし、集中できるよ。アウトでは大量の水が動き、何が起こるか分からないんだ。本当に大きなセットはリーフでヒットしてバレルになる。だから、興奮しながらサーフィンしていたよ。ここ2、3年は怪我をしながらもトレーニングを重ねてきた。とにかく強くなりたいんだ」

コロナ禍でデジタル化した昨シーズンのトリプルクラウンではハレイワの映像で30点満点中、29.4とパーフェクトに近いスコアを出していたジョン・ジョン。
ジョン・ジョンと言えばパイプラインやバックドアのイメージが強いものの、ノースショアではどの波でも目立つ存在なのです。

ジークの勢いが止まらない

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(エゼキエル・ラウのパワーサーフィン)
PHOTO: © WSL/Bielmann

ケリー・スレーターがホスト役を務めたサーフィン版・リアリティ番組『The Ultimate Surfer』で優勝して手に入れたワイルドカードを蹴飛ばしてCSからのクオリファイ一番乗りを決めたジークことエゼキエル・ラウ(HAW)は優勝経験もあるこのハレイワで最も勢いに乗っている一人。
パワフルなレールワークはジョン・ジョンとも違ったハワイアンの伝統的なスタイルで、このラウンドも難なく通過しています。

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(ヒート前に集中するジーク)
PHOTO: © WSL/Heff

「今はこの大会が一番の関心事。今年を最高の形で締めくくること以外考えられないね。チャレンジャー・シリーズでは良い成績を残せたし、ハレイワでのサーフィンも大好きなので、良いパフォーマンスを見せたい。水量の多いラインアップを速く動き回るためにボードのサイズを2インチほど大きくしている。このようなコンディションでは、クリーンな1本を取るためのポジションを確保することが勝負の分かれ目になるんだ」

なお、ジークに続く2位でベスト16入りを決めたカラム・ロブソン(AUS)を始め、リアム・オブライエン、イーマイカラニ・デヴォルト(HAW)、ルッカ・メシナス(PER)、ナット・ヤング(USA)がクオリファイを確定させました。

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(クオリファイを決めたカラム・ロブソンとリアム・オブライエン)
PHOTO: © WSL/Heff

カノア&コナーがQFへ

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(二人揃ってQFに進んだカノア&コナー)
PHOTO: © WSL/Bielmann

CTランキングからのツアー脱落をCSランキングで挽回したコナー・オレアリー(AUS)は五十嵐カノア、デイヴィッド・シルヴァ(BRA)、ヴァスコ・リべイロ(PRT)と最終ヒートで対戦。

序盤から手堅くスコアを重ねていったコナーとカノアがトップを争う展開となったものの、後半はコナーのバックハンドが炸裂して2本の7ポイント台を重ねて終わってみれば圧勝。
この日2番目に高いトータルスコア14.67を出していました。

ネクストコールは現地時間12月5日の早朝7時35分(日本時間の12月6日午前2時35分)で、25分後にスタート予定。
まだRound of 48まで進行していないウィメンズは脇田紗良、野中美波、都筑有夢路と3名の日本人選手が残っています。

WSL公式サイト




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