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『The TUDOR Nazaré Tow Surfing Challenge』を制したのは?

2021-12-14 更新
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PHOTO: © WSL/Masurel

パンデミックにより中止された2020/2021シーズンを払拭するように2021/2022シーズンのBWT(ビッグウェーブワールドツアー)は幸先良いスタート!

ウェイティングピリオドに入ってから僅か1ヶ月後の12月13日にポルトガル・ナザレで2回目となるトーインでのチーム戦『The TUDOR Nazaré Tow Surfing Challenge』が公式40-50ftのオフショア、最高のコンディションで開催されました。

本来なら12月12日の日曜に開催予定だったものの、この日は濃霧でコンテストは難しく、オフ。
一夜明けた月曜は好天に恵まれ、世界最高峰のビッグウェーバーを決めるのにふさわしい一日でした。

優勝はTeam Red

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(ルーカス・チアンカ)
PHOTO: © WSL/Masurel

まず始めに『The TUDOR Nazaré Tow Surfing Challenge』のフォーマットを簡単に説明すると2019/2020シーズンで始めて採用されたトーインでのチーム戦。

各チーム2名の選手で構成され、9チームが参加。
チームは3つのグループに分けられます。
競技は50分×6ヒート制で、各グループは2ヒートに参加。
2名はサーフィンとジェットスキーの運転を交互に行います。

両ヒートを終えたサーファーのベスト2ウェーブが個人のトータルスコアにカウントされ、ベストウェーブは2倍のスコアでカウント。
サーファーの個人最高得点は30点となり、大会終了後に複数のカテゴリーで表彰されます。

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(カイ・レニー)
PHOTO: © WSL/Antoine

オープニングヒートでまず最初に波に乗ったのは2019/2020シーズンで優勝したカイ・レニー(HAW)とルーカス・チアンカ(BRA)のTeam Red。
まずはルーカスがライダー、カイがジェットのアシストを務め、ルーカスがヒート開始直後にテイクオフすると山のようなフェイスの中央付近で360チョップホップでフェイドした後にレフトのハイラインでバレルインという超人的なライディングを披露。

これは2019/2020シーズンの相棒のカイを彷彿させるクレイジーなライディングで、最初から今シーズンもこのチームの優勝を予感させるような強い印象を与えていました。
ルーカスはトータルで23.34ポイントを稼ぎ、個人ではトップ。トータル19.07のカイと合わせてTeam Redの優勝が決定しました。

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(こんな危険な場面もあったTeam Red)
PHOTO: © WSL/Masurel

個人で2位になったのはブラジリアンのペドロ・スクービー。
ペアはポルトガルのニック・ヴォン・ランブ。
H3でイベント中、最も深いバレルを抜けてシングルスコアではルーカスを軽く上回る9.50を出して今年のナザレで強い印象を残した一人になりました。

「クレイジーなヒートだったね。最初に波選びでミスをして気が動転したけど、パートナーのニック・ヴォン・ランブが落ち着かせてくれたんだ。最後には凄い一本に乗ることが出来た。彼のジェットの運転が完璧だったので、あとは自分がやるだけだったよ」とペドロ。

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(最大のバレルをメイクしたペドロ・スクービー)
PHOTO: © WSL/Antoine

ウィメンズはジャスティン・デュポンがトップ

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(ミシェル・デス・ブイヨン)
PHOTO: © WSL/Masurel

ウィメンズはフランスのジャスティン・デュポン、ブラジルのマヤ・ガベイラ、ミシェル・デス・ブイヨンの3名が出場。
インターフェアを犯しながらも最初のヒートでグッドウェーブを掴んだジャスティンがウィメンズの中ではトップに立っていました。

初参加で苦戦したミシェルは「最高だったわ。アウトは見たよりも難しい波だった。沢山のコブがあるので、コントロールするだけで精一杯だったの。それでも自分のパフォーマンスには満足している」とコメントを残しています。

「Best Performance award」メンズはルーカス

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(ルーカス・チアンカ)
PHOTO: © WSL/Masurel

個人スコアでトップに立ったルーカスは「Best Performance award」も受賞。
2019/2020シーズンは相棒のカイがこのタイトルを手に入れていましたが、今シーズンはルーカスの方が主役になっていました。

「カイのパートナーとしてトーインすることが出来て光栄だよ。彼は間違いなく自分に今日最高の波に乗せてくれたんだ。私達はベストを尽くたよ。これは人生で最高のパフォーマンスの一つであり、とても興奮しているよ」

2019/2020シーズンの「Team Young Bulls」から「Team Red」にチーム名を変更した彼らですが、そのパフォーマンスは一貫しており、タイトル防衛に成功。

相棒のカイは「ルーカスのような人と一緒に仕事をするのは夢のようさ。私達はお互いどの波に乗りたいかが分かり合えているし、エア、バレル、ターンなどで自分たちのパフォーマンスを最大限に発揮しようとしている。とにかく楽しんでいるんだ」と話していました。


「Best Performance award」ウィメンズはジャスティン

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(ジャスティン・デュポン)
PHOTO: © WSL/Antoine

ウィメンズの「Best Performance award」はライト、レフト共に果敢にチャージをしてフェイスでのカービングも披露していたジャスティンが2019/2020シーズンに続きの獲得。
彼女のナザレに対しての執着は世界トップであり、この波に割いている時間も尋常ではありません。

「間違いなくチームワークの賜物で、ピエールは素晴らしかった。 彼とはずっと前から一緒にナザレに来ていたの。今日は彼とセーフティスキーのフレドと組めて最高だったわ。私たちの周りには沢山の友人がいる。大好きな人たちとこの時間をシェアすることが出来て感動したわ」


「Jogos Santa Casa Most Committed Award」はペドロ

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(ペドロ・スクービー)
PHOTO: © WSL/Masurel

最初のヒートで9.50を出して十分にトップを狙える位置にいたペドロ。
2ヒート目ではプレッシャーからか思うような波を掴めずに個人2位でしたが、特別賞となる「Jogos Santa Casa Most Committed Award」を獲得。

「今日のナザレは最高だったね。大好きな場所だよ。このタイトルは相棒のニックの功績が大きい。自分はただ楽しむためにここにいるので、彼らのような集中力はないんだ。ニックがプッシュしてくれたおかげで本当に楽しかったよ」

2021/2022のBWTはもう一つ、マウイ島ジョーズを舞台とした『Quiksilver Jaws Big Wave Challenge』があります。
ウェイティングピリオドは2022年3月31日まで。
競技開始の4日前にイエローアラート、48時間前にグリーンアラートが発令されます。

WSL公式サイト




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