非会員上部PR枠用
 

JPSAロングボード第1戦『さわかみ一宮プロ』を制したのは?

2022-04-10 更新
2022410jpsa2
(今年はフル参戦する予定の浜瀬海)

東京五輪の会場、志田下を舞台としたJPSA開幕戦『さわかみ一宮プロ』はショートボードの後、一日のインターバルを開けて4月8日〜9日にロングボードが行われました。
普段はロングボード禁止の志田下ですが、大会期間中は特別に使用が許可されていました。

低気圧の影響で強いウネリが続いたショートボードとは一転、コシ〜ハラサイズのロングボード向けのコンディションに恵まれ、順調にスケジュールを消化。
男子は浜瀬海、女子は田岡なつみと優勝候補が制して大会は幕を閉じました。

JPSAでもクラシック回帰の流れ

2022410jpsa3
(浜瀬海)

WSLではデヴォン・ハワードがロングボードのツアーディレクターに就任した2019年から完全にクラシック回帰の流れとなっており、重いシングルフィンを使用している選手が大半。
JPSAのジャックライテリアもその流れに改変し初めています。

まだ軽いEPSなどを使用してモダンマニューバーを中心としている選手が目立っていますが、勝ち上がってきた大半の選手はクラシックスタイル。
男子はハングテンやリバースなどクラシックスタイルを貫いている浜瀬海が若い井上鷹を抑えて優勝。
井上鷹は’鷹流’でトリッキーですが、4位になった秋本祥坪もクラシックスタイルの選手として有名です。

2022410jpsa4
(井上鷹)

鴨川のプロトライアルで勝ち上がった小熊海ノ介、櫻井凰太、鳳二の双子の兄弟もクラシックスタイルの新潮流であり、注目しておきたい選手です。

なお、2019年からスポット参戦の浜瀬海は今シーズン全戦出場する予定だそうです。

2022410jpsa5
(優勝した田岡なつみ)

女子も優勝を争った田岡なつみ、吉川広夏はクラシックスタイル。
何年も続くこの二強は今年も変わらず、ファイナルでは井上楓、市川梨花を完璧に抑えて二人だけの争いとなり、後半にレフトの波で7.25を出した田岡なつみが優勝。

第2戦の『さわかみ千倉プロ』はオーストラリア・マンリービーチで開催されるWLTスケジュールに重なるため、田岡なつみは欠場が予想されます。

『さわかみ千倉プロ』は千葉の千倉を舞台に5月18日〜19日(予備日20日)に開催されます。

2022410jpsa7
(田岡なつみ)

2022410jpsa6
(吉川広夏)

JPSAロングボード第1戦
『さわかみ一宮プロ』結果
1位 浜瀬海
2位 井上鷹
3位 堀井晢
4位 秋本祥坪

女子
1位 田岡なつみ
2位 吉川広夏
3位 井上楓
4位 市川梨花

2022410jpsa


JPSA公式サイト

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)


※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。