今季からフル開催のCS初戦が見逃せない!CTサーファー多数出場(WSMコラム)
2022-04-22 更新
コロナ禍以前の2019年シーズンまでは、長きに渡りCT(チャンピオンシップツアー)イベント初戦会場であったオーストラリアQLD州ゴールドコーストのスナッパーロックス。
そのスナッパーロックスは、今季からはCTイベントではなくCS(チャレンジャーシリーズ)イベント初戦会場となり、イベントのウェイティングピリオドは5月7~15日。
昨季からCSはスタートしたものの、コロナ禍の昨季はイベント開催数が限定的となったので、今季がCSフル開催となるファーストシーズンと言えます。
そんな記念すべきCSイベント初戦「Boost Mobile Gold Coast Pro」にて、CTサーファーが多数出場予定となっています。
メンズのCTサーファーは34名中24名、ウイメンズのCTサーファーは17名中14名となっていてシード順(ベルズCT終了前)に以下の通り。
*メンズ
ケリー・スレーター
コロヘ・アンディーノ
ジェイク・マーシャル
イーサン・ユーイング
コナー・オレアリー
カラム・ロブソン
ナット・ヤング
コナー・コフィン
ジャック・ロビンソン
イズキール・ラウ
サミュエル・プポ
ルッカ・メシナス
フレデリコ・モライス
レオナルド・フィオラヴァンティ
ジョアン・チアンカ
ジャクソン・ベイカー
デイヴィッド・シルヴァ
ジャドソン・アンドレ
マシュー・マギリヴリー
モーガン・シビリック
ライアン・カリナン
イマイカラニ・デヴォルト
オーウェン・ライト
リアム・オブライエン
*ウイメンズ
ブリッサ・へネシー
タティアナ・ウェストン・ウェブ
マリア・マニュエル
ジョアン・デフェイ
タイラー・ライト
インディア・ロビンソン
ガブリエラ・ブライアン
ルアナ・シルヴァ
モリー・ピクラム
イザベラ・ニコルス
ベティルー・サクラ・ジョンソン
ステファニー・ギルモア
コートニー・コンローグ
サリー・フィッツギボンズ
CSはCT入りのための登竜門という事で、CTですでにミッドシーズンカットをパスしている事から来季CTクオリファイを決めているCTサーファーのエントリーも多い点を意外に感じる方もいるかもしれません。
実はCTサーファーにはいくつかのルールが定められていて、その内の一つとしてCSイベントへの出場義務があります。
具体的に言うと、CT歴10年未満のサーファーは少なくとも2つのCSイベント、CT歴10年以上のサーファーは最低1つのCSイベント出場という内容です。
出場義務を果たさなかった場合、初回が1万ドルの罰金、2回目が2.5万ドルの罰金、3回目がルール関連のディレクターの裁量による罰則とのこと。
さて、ワールドクラスのライトハンダーを舞台に多くのCTサーファー出場ということで、CSイベント初戦もまた、CTイベントのように見逃せないコンテストになる事でしょう。
公式サイト「WSL」
★World Surf Moviesによる「BCM限定コラム」のバックナンバーはコチラ
※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。