WLT開幕戦『Sydney Surf Pro WLT』ベスト4が決定!
2022-05-18 更新
PHOTO: © WSL/Cait Miers
現地時間5月18日、オーストラリア・シドニー近郊のマンリービーチで開催中のWLT開幕戦『Sydney Surf Pro WLT』は3日目を迎え、メンズ・ウィメンズ共にSFを戦うベスト4が決定。
残り1日で今年初の勝者が誕生します。
ハワイアンが活躍した3日目
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この日のマンリービーチは昨日より1サイズアップした公式2ft。
バックウォッシュが入りながらも基本的にロングボード向きのコンディションで世界トップのノーズライドのスキルが堪能出来ました。
メンズはR4から再開してQFまで進行。
両ラウンドで最もスコアを出していたのはハワイアンのカニエラ・スチュワート。
R4ではブラジリアンのアウグスト・オリントを相手に17.20のハイエストヒートスコア、QFでは親友であり、師匠でもある同じハワイアンのカイ・サラスを相手に優雅なノーズライドとレールワークを披露。
SFでは昨年のマリブでジョエル・チューダー(USA)とファイナルを戦ったベン・スキナー(GBR)と対戦します。
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「カイ・サラスは生涯尊敬するサーファーで、ロングボードについて多くのことを教えてくれた人だよ。彼のデザインしたボードにも乗っているので、クオーターファイナルで彼と対戦出来て最高だった。そのヒートでも勝てたし、ファイナルデイが楽しみさ。ファイナルデイまで数日休みがありそうだから、この美しい街を観光したい。もっと良い波にも乗りたいね」
41歳、ベテランのカイとまだ若いカニエラは同じホノルルのコミュニティで育ったロガー。
かつてジョエルとカニエラがやったようなダクトテープ的なパーティウェーブも披露して会場を盛り上げていました。
なお、ウィメンズでもハワイアンのホノルア・ブロムフィルドがSF進出を決めています。
ローカルが会場を盛り上げる
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前日にR4を終えていたウィメンズはQFの4ヒートのみ進行。
残念ながら日本の田岡なつみはクロエ・カルモン(BRA)に敗退してベスト4入りならず。
そのクロエが15.67のハイエストヒートスコアを出した一方、次のヒートに登場した22歳のマンリーローカル、タリー・ホワイトも7ポイントを2本出して圧勝。
更にメンズサイドで日本の井上鷹をQFで倒したデクラン・ワイトンもマンリーローカルであり、会場は大いに盛り上がっていました。
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「セミファイナルに進出出来て本当に嬉しい。今までセミファイナルに進出したのは一度だけよ。しかも、自分のホームビーチで家族や友人の前で達成したことは、本当に特別なことね。同じマンリー・サーファーのデクラン・ワイトンがヒートで勝ったのを見て、興奮したわ。今は最高の気分ね。ファイナル進出や優勝を目指すには、まだまだ努力が必要だけど、今の心境は本当に嬉しい」とタリーは話していました。
SFのマッチアップはメンズがベン・スキナー(GBR) vs カニエラ・スチュワート(HAW)
ハリソン・ローチ(AUS) vs デクラン・ワイトン(AUS)
ウィメンズがクロエ・カルモン(BRA) vs タリー・ホワイト(AUS)
ホノルア・ブロムフィルド(HAW) vs ソレイユ・エリコ(USA)
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WSL公式サイト
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