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CS第3戦『Ballito Pro』和井田理央がベスト4入り!

2022-07-10 更新
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(和井田理央)
PHOTO: © WSL/Alan van Gysen

CTのステップとなるCS(チャレンジャー・シリーズ)はまだ前半戦。
オーストラリアでの2戦の後、南アフリカのバリートを舞台にCS第3戦『Ballito Pro』が開催され、現地時間7月9日にメンズはベスト4、ウィッメンズはベスト8が決定しました。

和井田理央がベスト4入り

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(和井田理央)
PHOTO: © WSL/Alan van Gysen

まず、日本人選手の結果からお知らせするとウィメンズはRound of 32まで進出した松永莉奈、都筑有夢路、前田マヒナが25位で最高位。
メンズはRound of 16まで進出した脇田泰地、稲葉玲王が9位で最高位です。

メンズのベスト4は和井田理央(IND)、キアヌ・アシング(HAW)、レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)、ガシアン・ドライエ(FRA)

QFでは第2戦のマンリーで優勝した和井田と先日のCTブラジル戦にワイルドカードで出場して5位に入っているマテウス・ハーディ(BRA)のカードは特に注目されていました。

両者共に決め手となる波を掴めないまま後半に和井田が巨大なストレートエアーで7.83を出してリード。マテウスは残り5分、ニード7.01のシチュエーションでローテーションエアー、フィニッシュまでメイクしたものの、6.50と僅かに届かず、和井田に軍配が上がっていました。



「何て言っていいか分からないけど、エアゲームでマテウスを倒したという感じかな。彼との対戦は自分を押し上げてくれる。大きな波をが入り、スナップで攻めようと思ったけど、テイクオフした瞬間にマテウスを倒すにはエアーだろと思い、飛んだのさ。バックアップスコアが伸ばせず、ロースコア止まりだったことは次のヒートに向けての良い勉強になったよ」

このバリート戦を含めると残り6戦もあるのでまだ分かりませんが、優勝で10,000ポイントを稼いでいる和井田がCT入りする可能性は非常に高いと言われています。

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(稲葉玲王)
PHOTO: © WSL/Pierre Tostee

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(脇田泰地)
PHOTO: © WSL/Alan van Gysen

ケイトリン・シマーズが強い

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(ケイトリン・シマーズ)
PHOTO: © WSL/Pierre Tostee

ウィメンズサイドのベスト8はブロンテ・マコーレー(AUS)、ゾーイ・マクドゥーガル(HAW)、モリー・ピックラム(AUS)、ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)、アリッサ・スペンサー(USA)、メーシー・キャラハン(AUS)、ケイトリン・シマーズ(USA)、レイチェル・プレスティ(DEU)

Round of 16のベストヒートはCSランキングトップのケイトリン・シマーズ(USA)と2位のニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)のカードで、開始数分で両者共にすぐにスコアを固め、ヒート中盤にはニッキがリード。
残り5分、ケイトリンはライトの波にフロントサイドで7.60を出して逆転、この一本が決め手となり、3戦中3度目のQF進出を決めていました。

「あのヒートではフェイスのある波が多く、良いサーフィンが出来たわ。ニッキは世界最高のサーファーの一人。サーフィンを見ていて楽しい人よ。彼女のような人との対戦は大変。最後にやられてしまうと思ったわ。良い波に何本か乗れて楽しかった」

開幕戦で優勝、マンリーで5位。バリートでもQF進出で5位以上は確定しており、来年のCT入りに向けてランキングも固めてくるでしょう。

ネクストコールは現地時間7月9日の朝6時60分。
日本時間の同日13時30分。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/



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