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真夏のハンティントンビーチでファイナルデイを戦うベスト4が揃う!

2022-08-07 更新
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(SF進出を決めたサクラ)
PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

現地時間8月6日、カリフォルニア・ハンティントンビーチを舞台としたCS(チャレンジャー・シリーズ)『Vans US Open of Surfing』は翌日のファイナルデイを戦うベスト4が決定。

同時開催のLT(ロングボードツアー)第2戦『Vans Duct Tape Invitational』も前日のメンズに続き、ウィメンズのベスト4が決定。
両イベント共にファイナルデイはSFとファイナルが行われ、3年ぶりにフルスケールに戻った真夏の祭典の勝者がいよいよ決まります。



CSウィメンズはサクラがハイエスト

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(スモールウェーブでも強いサクラ)
PHOTO: © WSL/Kenny Morris

イベント前半に入ったメキシコ沖から北上してきたハリケーン「Frank」の南南西ウネリは大分落ち着き、公式2-4ftレンズと夏のアベレージサイズに戻ってきたハンティントンビーチのサウスサイドピア。

CSウィメンズでは日本の都筑有夢路がQFでメイシー・キャラハン(AUS)に敗れ、5位でフィニッシュ。
キャロライン・マークス(USA)が14.46のハイエストヒートスコアをまとめ、ミッドシーズンカットでCS行きになったモリー・ピックラム(AUS)を倒し、ディフェンディングチャンピオンのケイトリン・シマーズ(USA)がダークホースのソフィア・マックローチ(AUS)に大敗。

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(都筑有夢路は5位)
PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

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(都筑有夢路)
PHOTO: © WSL/Kenny Morris

ブロンテ・マコーレー(AUS)とベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)のマッチアップは、サクラがバックハンドでインサイドの際どいセクションまでメイクして9.00のハイエストスコアを出して勝利。
ミッドシーズンカットでCSからやり直している同士の勝負はとても切実で、会場の盛り上がりとは逆に静かな戦いだったとも言えます。

「弟と一緒に過ごすことで、精神的に競技から解放された面もある。野球をしたり、気持ちを切り替えて挑みたかった。今回はヒート前にフリーサーフィンをしたことが自信に繋がったわ。今朝はサーフボードを変えてみたの。それが良かったのだと思う」

ハワイ育ちながら母親が日本人でアメリカ人とのハーフのサクラ。
CS前半戦は3位、5位と良い結果を出しており、現在ランキング6位と2023年CTクオリファイの可能性も十分にあります。

SFではソフィア・マックローチ(AUS)とのカード。
その他、メイシー・キャラハン(AUS) vs キャロライン・マークス(USA)のマッチアップ。

CSメンズはジョアンが魅せた

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(返り咲きを目指すジョアン・チアンカ)
PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

CSメンズもミッドシーズンカットでCS行きになった選手を中心に強豪揃い。

QFで最もスコアを出したのはジョアン・チアンカ(BRA)で、ライアン・カリナン(AUS)を相手に8ポイントを2本揃え、イベントのハイエストである16.40をマークして圧勝。
ハンティントンビーチの波はエアーを得意とするブラジリアンに有利であり、本日の勢いを見ると優勝候補の筆頭と言えるでしょう。

「8ポイントを出した後、本当にナーバスになったよ。次に乗った2本の波の方が良かったのに、何故かスコアが出なかったからね。最後の波に乗ったダブルアップしてくるように見えた。インサイドで2回良いターンが出来たよ。今年の初めは変なミスを犯してしまったので、今はヒートで計算してヒートを戦うことを心がけているんだ」

ジョアンは次のSFでエヴァン・ゲイセルマン(USA)と対戦。
も一つのマッチアップはエゼキエル・ラウ(HAW) vs イーサン・オズボーン(USA)です。

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(このエアーを武器に優勝なるか?ジョアン・チアンカ)
PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

LTウィメンズ

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(ディフェンディングチャンピオンのケリス)
PHOTO: © WSL/Kenny Morris

『Vans Duct Tape Invitational』、LTメンズの方は前日にテイラー・ジェンセン(USA)、カイマナ・タカヤマ(HAW)、ジャスティン・クインタル(USA)、カニエラ・スチュワート(HAW)のベスト4が決定。

ウィメンズはR4とQFが行われ、日本の田岡なつみ、吉川広夏は敗退して9位でフィニッシュ。

ベスト4はケイトリン・ミケルセン(USA)、ホノルア・ブロムフィルド(HAW)、ケリス・カレオパア(HAW)、レイチェル・ティリー(USA)

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(クラシカルなドロップニーを決めるクロエ)
PHOTO: © WSL/Kenny Morris

ディフェンディングチャンピオンのケリスは朝方のR4で7ポイントを出して好調だったクロエ・カルモン(BRA)とQFで対戦。
風の影響が入った難しいコンディションでロースコア勝負の中、インサイドセクションを攻略したケリスが僅差で勝利を収めています。

「海やコンディションが自分に何をもたらすかは分からない。でも、ベストを尽くして頑張るしかないわ。自分の中で健康的なバランスを見つけるべきだと思っている。 私はフリーサーフィンをよくするので、競技との狭間で悩むことがあるの。今は両方のバランスをとることが大切ね」

SFではケリスとケイトリン、ホノルアとレイチェルが対戦。
メンズはテイラー、カイマナ。ジャスティン、カニエラのカードです。

ネクストコールは現地時間8月6日朝7時5分(日本時間同日の23時5分)、30分後に開始予定。
いよいよファイナルデイです!

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

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