JPSAショートボード第3戦『第26回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯』を制したのは?
2022-09-09 更新
9月6日〜8日にJPSAショートボード第3戦『第26回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯』が開催。
第2戦の新島から舞台は茨城の大洗、南側に位置する磯場ポイントで行われ、無事にスケジュールが終了しました。
磯場ポイントはリーフ混じりの独特の癖がある波質ですが、今年は岩の上に砂が乗っているので、例年と地形が少し違っていました。
2021年から始まったJPSAの海洋環境保全活動のプロジェクト「ReWave」
イベント中に恒例のビーチクリーンがプロと関係者で行われました。
ReWave公式サイト:https://rewave.jpsa.com/
西慶司郎が安室丈を倒す
最終日はコシ〜ムネの北東風の影響が入った難しいコンディション。
ディフェンディングチャンピオンの安室丈と2021年のグランドチャンピオン、西慶司郎がファイナルに残り、共に4〜5ポイント台のミドルスコア勝負で進行。
3本目に6.17を出した西慶司郎がリード、バックスコアも更新してトータル11.90で主導権を握ります。
安室丈は最後までポテンシャルがある波を見つけられず、西慶司郎が2020年JPSA特別戦『さわかみ チャレンジシリーズ 鴨川』以来の優勝を決めました。
中塩佳那が3連勝
女子は終了したばかりの御前崎でのQS1,000『White Buffalo Omaezaki Pro』のファイナリストが多数最終日まで残っていました。
ファイナルは志田下での開幕戦、第2戦の新島と2連勝していた中塩佳那が今回と川合美乃里の対戦。
川合美乃里は2戦連続のファイナル進出でシーズン初優勝を目指します。
序盤は男子同様にミドルスコア勝負の中、5.17を出した中塩佳那が僅かにリードして進行。
川合美乃里が4ポイント台止まりだった一方、中塩佳那は5本目で5.43とスコアを更新。トータル10.60で3連勝を決めました。
次の第4戦は10月4日〜6日に鴨川マルキで開催される『ムラサキ鴨川プロ supported by 秀吉内装』
その前にロングボードの第3戦『クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロ』が9月14日〜15日に茅ヶ崎パークで開催。
特別戦『SAWAKAMI ASIA CHALLENGE Ichinomiya』が9月27日に志田下で開催されます。
『第26回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯』結果
1位 西慶司郎
2位 安室丈
3位 平原颯馬、金沢呂偉
女子
1位 中塩佳那
2位 川合美乃里
3位 池田美来、都築虹帆
JPSA公式サイト:http://www.jpsa.com/
photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)
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