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コスタリカ 2003

2003-11-20 更新
One Earth Vol.3
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先日、SW紙の取材でコスタリカに行って来た。8年前に訪れて以来3回目の渡航となる。
今回のトリップは、鎌倉と福島からプロサーファーが3人、そしてカメラマンと僕の計5人だった。
11月のコスタリカは雨期も終わりに近づき、天気もそれほど悪くない。波は一年を通して安定しているので心配はなかった。
今回は現地5日間と長い旅では無かったが、プロサーファーとトリップできたのだから、僕的にはかなり充実したトリップであった。

初日と2日目はコスタリカのメインサーフシティであるハコー周辺でサーフした。波は4~5ftとサイズこそあるものの、前日まで降った大雨のせいで川から泥が流れでたのか(?)海の色が茶色く撮影には好条件ではなかった。しかし、3人のプロはすばらしいライディングを随所に見せてくれた。

2日目の午後から最終日までは、ハコーから車で5時間ほど北にあるアベヤナスというジャングルを抜けて行くポイントに拠点を移すことにした。アベヤナスの近くには、プラヤネグラ、ウィッチーズロック、アリスポイントやタマリンドといったエンドレスサマー2で紹介されたポイントが点在する。泊まっていたバンガローの前にはビーチブレイク、浜の中央にはリバーマウスもあり、この日はリバーマウスでサーフすることにした。サイズは腰位だが、カービング、オブザリップ、力強いバックハンドスナップと、スモールコンディションでもプロ達はすごいアクションを披露していた。

3日目の午後から最終日まではプラヤネグラでサーフした。ここはライトハンドのリーフブレイクでサイズが大きくなるとエキスパートオンリー!小さいときにはレフトのブレイクもあり、誰でも楽しめる。今回は胸から頭サイズで潮が引いている時はホローな波質でクローズアウト気味。逆に上げてしまうと割れづらくなってしまう為、引きから上げにかけてが良いコンディションだった。

コスタリカにはあまり日本人が来ないので、ギャラリー達はこの東洋の神秘に釘付けになっていた。それとコスタリカにはあまり強いローカリズムが無いらしく、波待ちをしていればみんなが笑顔で「Hello」と声をかけてくる。僕はこのメローな雰囲気と、海にはペリカンやウミガメが顔を見せ、岸に上がればサルやイグアナが普通に見られるほどの大自然が大好きだ。この国にいつまでもこの自然が残されることを心から祈りたいと思う。
今回書いたこのコラムは12月27日に発売されるサーフィンワールドに掲載される予定なので機会があれば是非みなさんにも読んでいただきたいと思います。

尚、僕は近日中にスリランカに入りますので、波情報と現地の状況を次回のコラムでお知らせしたいと思います。スリランカに来られる方がいらっしゃいましたら現地でお会いしましょう!またスリランカついてのご質問等ありましたらメールくださいね。