「オーストラリアでも29（肉）の日を満喫」 - F+コラム
2024-03-29 更新
Text by つのだゆき
29日なので、肉の日（笑）。
私は年取ってきてからやけに肉食になってきていて、よくテレビでやってる年取ると食べれなくなってきて……とか言ってるサプリの宣伝見て、うそつけぇ～とか突っ込んでる人で、最近お肉大好き。昔はオーストラリアに来て毎日の肉攻めがきつかったけど今はガッツリだ。ラム、牛、豚、ラム、牛、たまに鳥とかでぐるぐる回っても何の問題もない。何なら日本では高いので、毎日ラムでもいいよ、みたいな。
ブッチャー（肉屋）に行くとすごいの売ってて、巨大なラムチョップ的な形の牛肉をこちらではトマホーク・ステーキと言って、ちょっとしたごちそう。もちろん迷わず購入。ワンピース1キロ半越え。大きさは横に置いてある10センチぐらいの普通の栓抜きとの対比でわかると思う。骨がデカいので、肉は実質半分ぐらいなのかね。
もちろんいくらオージーでもこれひとりでは食わないので、BBQで焼いて、みんなで切り取りあう感じ。
そういうワイワイディナーの時に、今日本では何が一番大きな話題なの? と振られることが多くて、まぁ、無難に大谷の結婚と通訳の不祥事とか言っちゃうわけだけど、まるで通じない。大谷、誰? みたいな。日本のプロ野球選手でアメリカのメジャーリーグで大活躍してる人、って説明しても、そうなんだぁ、ぐらいな。オーストラリアではほとんどの人が大谷を知らない。
まぁ、イギリス文化圏ってそういう感じで、野球ではなくクリケット、そしてホースレース、乗馬、オーストラリアでは断然オージーフットボール。まぁ、日本人が超有名クリケット選手なんてまるで知らないのと同じことですね。
日本にいると世界中の人が大谷知ってて、野球知ってて、とか思いがちだけど、世界は広いわけです。日本はどちらかというとアメリカ文化圏に入ると思うので、アメリカで盛んなスポーツが世界でもメジャーなんだと思いがち。野球、アメフト、バスケ、プロレス……でもユニオンジャックの支配下であったイギリス文化圏のほうが、世界的に見ればだいぶマスなので、その辺しっかり井の中の蛙を脱出してやわらか頭でいないと混乱する。まぁ、どっちにしてもサーフィンはまだまだ世界ではマイナースポーツで、ここオーストラリアでは国民的スポーツではあるけど、それでもフットボールやクリケットに比べれば超マイナーと言える。
さて、イースターウイークエンドに突入して、トーキーの街もにぎやかになってきている。試合のほうは今日までオフだけど、明日も厳しいんじゃないのかな、と思う。WSLとしてはこの土、日、月のどこかで、無理やりウインキーでもいいから、せめてメンズのR32の残り11ヒートとR16の8ヒートは消化したいんだと思う。コンテストピリオドの最後に良さそうな予報があるけど、それ待つなら男女QFから先だけにしておくのが安全な感じだろう。でもその無理やりウインキーができるかどうか、ってところ。
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