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『Breaka Burleigh Surf Pro』はビッグネーム達の争いに!

2010-02-22 更新
2010.2.22wqs1

現地時間2月21日、オーストラリアが誇るサーフエリア、ゴールドコーストのバーレーヘッズで行なわれていたWQS4スター『Breaka Burleigh Surf Pro』が終了。

今イベントは2月27日〜3月10日に開催される2010年のASPワールツアーの開幕戦『Quiksilver Pro』の前哨戦となり、ミック・ファニング、ビード・ダービッジ、タジ・バロウ・アンディ・アイアンズ、ディーン・モリソンなどのトップ45のメンバーや、オッキーことマーク・オキルーポ、サニー・ガルシア、ニッキー・ウッドなどの懐かしい顔もエントリーして4スターとは思えないような盛り上がりを見せていました。
世界中からの注目度も高く、4スターでは珍しい公式サイトによるライブ中継もあったので、仕事の合間に観戦した方も多かったのでは?

トップシードとしてround of 64から登場した昨年のワールドチャンピオン、ミックはround of 32でジョシュ・カーと今シーズンからルーキーとしてツアーを回るオーウェン・ライトに抑えられて敗退。
ファイナルはそのジョシュとオーウェン、ダスティ・ペイン、タジ・バロウの4人ヒート。ジョシュ以外はトップ45という豪華な戦いになりました。

ファイナルは序盤こそ接戦でしたが、中盤に9.10をメイクしたタジが2位のジョシュに大差をつけてリード。さらにタジは後半に8.20のバックアップスコアを重ねて17.30のトータルスコアで勝利を決めました。
「バーレーヘッズは昔から良くサーフィンしているし、素晴らしい波だよね。久しぶりにここでコンテストが開催されたのは嬉しいことだし、優勝出来て最高の気分さ」とタジ。

ゴールドコーストにはスナッパーロックス、キラを始め、質が良いブレイクが沢山あり、その多くはライトの波で、レギュラーフッターなら一生の内に一回は訪れたいエリアです。
昨年のトップ3、ミック、パーコ、ビードを始め、ディーン・モリソン、ルーク・ムンロなど、世界のトップサーファーが集中しているのも特筆したい点です。

「イベント期間中はエピックな波だったし、みんな今まで見たことないような凄いサーフィンをしていた。ビッグネームも多かったし、沢山のエアリアルを連発していたよね。オレもその中に入れたのが本当に嬉しい」とコメントを残していたタジは、昨年の最終戦『Pipeline Masters』も制しており、これで2連勝と絶好調!開幕戦の優勝候補の筆頭に名乗りを上げました。

今シーズンからASPワールドツアーとWQSはワンランキング・システムに移行する(2011年には二つのツアーが統一されることになります)ため、今イベントのようにトップシードの選手達とWQSの選手達が戦う機会が多くなります。
実力次第では下克上のような展開も起こり得るため、ギャラリー目線からすると面白さが増すと言えるでしょう。

なお、大野修聖を始め、今イベントには沢山の日本人がエントリーしていましたが、最高位はround of 64まで進んだ辻裕次郎の49位でした。

WQS4スター『Breaka Burleigh Surf Pro』結果
1位 タジ・バロウ(AUS)
2位 ジョシュカー(AUS)
3位 オーウェン・ライト(AUS)
4位 ダスティ・ペイン(HAW)

『Breaka Burleigh Surf Pro』公式サイト
http://www.breakaburleighsurfpro.com.au/(PC用)

photo: ASP Covered Images

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