非会員上部PR枠用
 

『Commonwealth Bank Beachley Classic』終了!

2010-04-26 更新
2010426a

現地時間4月26日、オーストラリア・シドニー近郊のディーワイビーチで開催されていたASPウィメンズワールドツアー第4戦『Commonwealth Bank Beachley Classic』が終了。

第3戦で2位に入ったサリー・フィッツギボンズ(AUS)とカレントリーダーのステファニー・ギルモア(AUS)がファイナルで対決し、7pt台を2本まとめたステファニーがトータル14.20でサリーを抑えて優勝を決めました!
「信じられないくらい最高の気分!オーストラリアでのコンテストは私の最も好きなことの一つ。海に入っていても一番落ち着くし、このイベントでも数回勝っているわよね。上手く幸運を掴んで良い気持ちよ」とステファニーはまず一言。

新しい南よりのウネリがヒットしたこの日のディーワイビーチは4-6ftレンジとコンテスト期間中では最もサイズがあり、大きなウネリが入った時しか割れない右側のリーフを使用してR3からスタート。
ステファニーはファイナルまでの全てのヒートを危なげなくクリアし、QFではイベントのハイエストスコア9.70を出して、SFでも9pt台をメイク。
一方のサリーも、R3で9.00、QFではイベント2番目のアベレージヒートスコア16.84を出して互いに絶好調のままファイナルを迎えました。
「コンディションは悪化傾向だったから、比較的早くファイナルが終わって良かったわ。ファイナルが行なわれている間はナーバスだった。サリーはローカルの良いサポートが付いていたし、この1週間凄い調子が良かったもの...。それに勝利に飢えているしね。辛抱強く波を待てたのが大きな勝因だったわ」とファイナル直後のインタビューに答えていたステファニー。

ツアーにデビューしてから3年連続でワールドタイトルを獲得し、誰もが認める女王の座を手に入れたステファニー(写真下)。ニュージーランドでの第3戦は9位という結果でしたが、今イベントを含めての残り3戦は全て1位と完璧に近い形で4回目のタイトルに近づいています。
今回の優勝で1200ptと賞金の20,000USドルを手に入れ、もちろんトータルでもカレントリーダーの座をキープ。
次の戦いは6月に南米ペルーで開催される第5戦『Movistar Peru Classic presented by Rip Curl』です。
2010426b

2戦続けて2位と念願の初優勝まであと一歩のサリー。インタビューでは、「また2位だってさ〜。ちょっとイライラしちゃう(笑)。だけど、ファイナルまで進めたし、最後はステファニーとだったから、まあハッピーね。結果には満足しているし、次が楽しみ」とコメント。

ニュージーランド戦からキープしているトータル2位の座については、「現在2位なんて最高の年ね。こんな良いランキングは初めてだし、確実に願う位置に近づいているわ」とまだ19歳のあどけなさが残る笑顔を見せながら話していました。

なお、ブラジルで開催中のASPワールドツアー第3戦『Billabong Pro Santa Catarina』は現地時間4月25日に敗者復活戦となるR2が行なわれ、タジ・バロウ(AUS)を始め、ミック・ファニング(AUS)、ケリー・スレーター(USA)、アドリアーノ・デ・スーザ(BRA)など、トップシードの選手は全てラウンドアップを決めています。

ウィメンズワールドツアー第4戦
『Commonwealth Bank Beachley Classic』結果
1位 ステファニー・ギルモア(AUS)
2位 サリー・フィッツギボンズ(AUS)
3位 シルヴァナ・リマ(BRA)、ソフィア・ムラノヴィッチ(PER)
5位 ジェシー・マイリーダイヤー(AUS)、カリッサ・ムーア(HAW)、ココ・ホー(HAW)、メラニー・バーテルズ(HAW)

『Commonwealth Bank Beachley Classic』公式サイト
http://www.beachleyclassic.com/(PC用)

photo: ASP Covered Images

「コンテストリポート」一覧へ