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JPSAショートボード第2戦『Beach Sound PRO』終了!

2010-05-24 更新
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JPSAショートボード第2戦『Beach Sound PRO』が5月21日(金)〜23日(日)に千葉の鴨川マルキPで開催されました。
千葉の鴨川は昔から多くのトッププロを輩出し、日本の中でも有数のハイレベルな場所でもあります。

メインラウンドが始まる前日の20日(木)は頭位のセットが入るオンショアコンディションの中、プロトライアルが行なわれ、13人の選手がプロ資格のチャンスを手に入れました。
※メインラウンドR2通過がプロ資格の条件。

21日(金)はオンショアが収まると共にウネリも弱まってしまい、コシ〜ハラ位。
波数少ない厳しい状況の中、プロを目指す13人中で僅か一人、中村光貴だけがR2を通過して新たなプロが誕生!
女子も最後に笑ったのは一人だけ。田中海喜がプロ資格を手に入れることが出来ました。

コンテスト2日目の22日(土)は男子のR3からスタート。波は前日より更に下がってしまい、コシ前後のスモールコンディションに...。
それでもプロ達は波の上を縦横無尽に駆け巡り、ギャラリーをわかせていました。
プロになったばかりの中村光貴、女子の田中海喜も勢い良く、共にQF進出が決定!

23日(日)のファイナルデイ。あいにくの雨でしたが、前日より多少サイズアップして風も弱い状態が続きました。
第1戦を制した林健太や、2009年のグランドチャンピオン田中樹、海外に拠点を置いて活動している田嶋鉄兵などはQFで敗退し、中村昭太、田中ジョー、ジェイソン・シバタ、森哲太、大澤伸幸、小川直久、辻裕次郎、稲葉順がSFへ。

SFでは田嶋鉄兵と共に海外のWQSを積極的にフォローしている辻裕次郎、鴨川ローカルの小川直久がダントツのスコアでファイナル進出を決めました。

ファイナルは辻裕次郎(写真最上部)がエアリアルを取り入れたライディングで他の選手を圧倒!7pt台を2本まとめ、トータル14.75で優勝を決めました。
海外のWQSの方では、まだ「優勝」は手に入れていませんが、その経験は確実に活かされており、技術面、精神面、試合運びの上手さなど、今シーズン最も成長している選手だと言えます。
今回の優勝でトータルでもトップに立って初のグランドチャンピオンが手の届く位置に近づいてきました。
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女子は1位と4位の差が僅か0.55ptというクロスゲームのファイナルでしたが、結婚のためにJPSAを休んでいたバッカー麻里衣(写真上)が3年振りの復帰戦で優勝を決めました。

JPSAショートボード第2戦
『Beach Sound PRO』結果
1位 辻裕次郎
2位 大澤伸幸
3位 小川直久
4位 ジェイソン・シバタ

女子
1位 バッカー麻里衣
2位 谷口絵里菜
3位 大村奈央
4位 庵原美穂

JPSA公式サイト
http://www.jpsa.com/(PC用)

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)