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コスタリカでサーフィン

2005-02-14 更新
9'Over Vol.12
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ALOHA!
ご無沙汰しています。

僕は今、毎年恒例のMAUI合宿を行なっています。2月10日のMAUIはノース・スウェルで弱いトレードが吹き、サーフィン出来るポイントはKIHEIのコーブ・ポイント。サイズはヒザ~コシsetハラです。9'6"の板がバッチリなブレイクです。

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さて今回は、中米はコスタリカに行ったときのことをお話したいと思います。

「BIC ワンボードデザイン・コンテスト」という大会の日本予選を通過した4人(僕、宮内謙至プロ、鈴木剛プロ、森賢一プロ)で、同コンテストの世界大会に挑むため、コスタリカのボカ・バランカに行ってきたのが昨年の10月のこと。日本からコスタリカに行くには直行便が無いため、アメリカを経由しなければなりません。けっこう時間がかかるので、僕らはトランジットの時間が少しでも短くて済むようにと、ニュージャージーのニューアーク空港経由の空路を選びました。それでもコスタリカに着いたのは20時間後、そしてフランス・チームとコスタリカの空港で合流し、バスで3~4時間ばかり揺られながらホテルへと辿り着いたのは、もう夜中でした。

しかしお腹が空いていて眠れない日本チームは、プールサイドのBARで「今回の旅が何ごとも無く楽しく過ごせるように」とまず乾杯し、ピザやフレンチ・フライでお腹を満たした上で、やっとショア・ブレイクの音を子守唄にベッドに横たわりました。同じ部屋のショウロク(宮内謙至プロ)のイビキでショア・ブレイクの音はすぐにかき消されてしまいましたが、よほど疲れていたのか、僕も知らぬ間に寝ていました。

翌朝、目覚めて直ぐに波をチェックしに行くと、目の前に見えたものはチョコレート色の海! 《ゲッ!!こんな色なの~?! 本で見たことはあったけど、まさかここまでとは・・・》が僕の第一印象。しかし、ボカ・バランカは世界的に有名なレフト・ブレイクのポイントで、テイクオフしてからロングライドで"膝がガクガクと疲れるまで"乗ることができる波。しばらくブレイクの形を見れば、やはり「水の色が・・・」なんて言ってる場合では無く、早速サーフ・トランクスに履き替えてワックス・アップ。即ゲットアウトして河口の右のピークからテイクオフすると、ノーズライドとカットバックの連続で、本当にどこまででもライドし続けられる波でした!! 実はこのポイント、ジョエル・チューダーが一本の波でのハングテンの最長時間記録を作ってギネスブックに載った場所。そう聞けば皆さんにも想像がつくでしょう! その位にパーフェクトなグーフィー・ブレイクでした。ちなみに僕の感想としては、パフォーマンス系の板より、ノーズライド系の重たい板の方が楽しめると思いますヨ。

コンテストの結果(残念ながら僕は接戦の末に敗退)は、既にNALUやO・T・Bなどの雑誌にも掲載されたので省かせてもらいますが、コスタリカにはこのボカ・バランカの他にも数多くのポイントがあります。

ハーモサと言う名のサーフ・タウンの近くのポイントは、ビーチブレイクですがサンド・バーを探せばチューブを巻いた波さえも姿を表します。ハーモサの町は飲食店、お土産屋、サーフショップなどが建ち並び、各国のサーファー達で賑わっていました。中でもハーモサのチキン屋は僕とショウロクのオススメです!

楽しかった旅を思い出していると、このままダラダラと話が続いてしまいそうなので、最後に頼りになるサーフガイドを紹介しましょう。コスタリカにいる僕の先輩リュウタ・RUDYさんがその人。コスタリカへのサーファー向けチケットを扱っている旅行会社から、是非問い合わせてみてください。一年中サーフ・トランクスでサーフでき、サーファーの数も決して多くありません。しかも中南米の中では治安も良い方。興味のある方はチェックしてみて!!

MAHALO Keep Paddling!