2010ASPジャパンツアー最終戦『Malibu HYUGA PRO』終了!
2010-10-11 更新

2010ASPジャパンツアーの最終戦『Malibu HYUGA PRO』が10月8日〜10日に宮崎県の日向市小倉ヶ浜海岸で開催されました。
今イベントはメンズ2スターの他にLQS1スター、16歳以下のカデット(U-16)、ASPアジア初となる12歳以下のグロムが同時開催され、期間中はまずまずのコンディションに恵まれていました。
まず、メンズ2スターでファイナリストに選ばれたのは、2年前にハワイで負った大怪我から復帰してクオリファイを目指しているコーリー・ジームズ(AUS)とJPSAに参戦してすっかりに日本に馴染んでいるニック・ミタ(HAW)の二人。
ファイナルでリードしたのはコーリーで、開始直後に続けて4.00と5.00をスコア。後半には綺麗なエアリアルを決めて6.25を手に入れ、ニックを引き離します。
しかし、この日の勝利の女神は移り気。土壇場でニックは見事なエアリアル360をメイク!ジャッジは8.00のハイスコアを出してコーリーのスコアにピッタリと並びます。結局、両者同じトータルスコアのまま終了のホーンが鳴りましたが、ハイスコアを持っていたニック(写真上)が優勝!
ASPジャパンツアーではMCも努めているニック。ハードなスケジュールをこなしての優勝は本当に嬉しかったことでしょう。
表彰台では涙ながらにインタビューに答えていました。
LQSはニックと同じく日本をベースに活動しているハワイアンのケコア・ウエムラと地元宮崎で一勝を上げたい東川泰明がファイナルで対決。こちらもクロスヒートになりましたが、持ち前のパワフルなライディングにノーズライドの正確さが加わった東川泰明(写真下)が僅差でケコアを上回り、初優勝を決めました。

16歳以下のカデットは4人ヒートでファイナルが行なわれ、各選手譲らずの展開だったものの、河谷佐助が終了間際に7.00をスコアして優勝。
12歳以下のグロムは世界で最もレベルが高いと言っても過言では無いオーストラリアのクィーンズランドでも行なわれているコーチングパドルシステム(専属コーチ(保護者を含む)が一緒に海に入り、ヒート中に戦略をアドバイス出来る)を導入してヒートが進行。
脇田貴之の息子、脇田泰地の活躍が目立っていましたが、確実にスコアを重ねた飯田航太が優勝を決めました。
『Malibu HYUGA PRO』結果
メンズ2スター
1位 ニック・ミタ (HAW)
2位 コーリー・ジームズ(AUS)
3位 ジェイソン・シバタ(HAW)、田中英義
LQS 1スター
1位 東川泰明
2位 ケコア・ウエムラ(HAW)
3位 ジェイソン・シバタ(HAW)、秋本祥平
カデット(U-16)
1位 河谷佐助
2位 関口真央
3位 渡辺寛
4位 児玉稜
グロム(U-12)
1位 飯田航太
2位 伊藤李安琉
3位 脇田泰地
4位 粟田生
『ASP JAPAN』公式サイト
http://www.aspjapantour.com/2010/(PC用)
photo: ASP Covered Images

