ジュニアの世界一はどこの国?
2011-05-30 更新

5月21日〜29日に『Quiksilver ISA World Junior Surfing Championship 2011』がペルーのプンタ・エルモサビーチで開催されました。
今イベントは国際サーフィン連盟(ISA)が主催で、世界27カ国からジュニア選手が集まり、18歳以下と16歳以下(女子は18歳以下のみ)のクラスに分かれ、個人・国別で金メダルを目指す、いわばサーフィン界のオリンピック。
盛大なオープニングセレモニーなども行なわれ、ステージでは一つのケースに各国の選手達が持ち込んだビーチの砂を混ぜる心にくい演出も...。
日本からはNSAの昨年度ポイントランキング上位9名とJPSAから3名が選ばれ、昨年の国別10位よりも更に上位を目標に一丸となって戦っていました。
ファイナルデイは8-10ftレンジのサイズがあり、パワフルな波を切り刻む姿は完全にジュニアの枠を越えていました。
18歳以下のクラスは7pt台を2本まとめた地元ペルーのクリストバル・デ・コル(写真上)の圧勝。
16歳以下のクラスは接戦でしたが、僅差でフィリップ・トリード(BRA)が優勝を手に入れました。
最後に女子はカネル・ブラー(FRA)が7.30を含む13.86のトータルスコアで優勝。国別では振るわなかったフランスでしたが、個人では見事に一勝を決めてヨーロッパの存在をアピールしていました。
国別では18歳以下、16歳以下の両クラスで二人のファイナリストを輩出したペルー(写真下)が2年連続で優勝。2位が南アフリカ、3位オーストラリアと南半球の国の強さが目立っていました。

なお、日本は16歳以下に出場していた仲村拓久未の16位が最高位。
国別では13位に終わっています。
『Quiksilver ISA World Junior Surfing Championship 2011』結果
18歳以下
1位 クリストバル・デ・コル(PER)
2位 バスコ・リベイロ(POR)
3位 デヴィッド・ブランド(RSA)
4位 ミゲール・トゥデラ(PER)
16歳以下
1位 フィリップ・トリード(BRA)
2位 デュラン・ライトフット(RSA)
3位 ホキアン・デル・キャスティーリョ(PER)
4位 ジョニーニョ・ウルシア(PER)
女子
1位 カネル・ブラー(FRA)
2位 ビアンカ・ブュイティンダッグ(RSA)
3位 ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)
4位 コディー・クライン(AUS)
国別
1位 ペルー
2位 南アフリカ
3位 オーストラリア
『Quiksilver ISA World Junior Surfing Championship 2011』公式サイト
http://www.isawjsc.com/(PC用)
photo:ISA

