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オレンジの旗は津波襲来の合図

2011-05-30 更新
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津波警報および注意報が発令された際は、沿岸の建物などにオレンジの旗を掲げる。

サーファーやウィンドサーファーをはじめ、マリンスポーツ愛好者へ危険を知らせる手段として、新たな「海のルール」を全国に広めようとする動きがある。

発足は神奈川県・鎌倉市のマリンスポーツ関係者が所属する「鎌倉マリンスポーツ連盟」。
東北太平洋沖地震による津波警報発令時、海上のウインドサーファーらには防災無線が聞こえず、避難が大きく遅れてしまった問題を教訓とし、沿岸でのテストや、実際にオレンジフラッグを用いた津波避難訓練を実施。その結果は、神奈川県や各関連団体にもフィードバックされた。

この動きは、神奈川県内のライフセービングクラブで構成されている「パトロールネットワークミーティング」でも普及啓発していく方針。

大磯ライフセービングクラブ(以下、大磯LSC)代表 福島圭介氏としても、「今後は各クラブが行政と話し合いながら、それぞれが準備していかなければならない。全国への普及にはまだ時間がかかると思うが、神奈川を皮切りに今年スタートし、全国に普及が進めむことを願っています。」と話す。

現在、大磯LSCとしても、町の担当各課と話を進め、地域での協力を要請中。
6/18(土)には沿岸の町民も交えた避難訓練が行われるため、実際にオレンジフラッグを用いた訓練・検証も行われる予定だ。

今後、全国へ発信される「新たな海のルール」の普及に注目しましょう。