非会員上部PR枠用
 

ポルトガル①

2005-07-15 更新
1122881437_portgal1
One Earth Vol.20
---------------
今回から2回に渡っては、6月の終わりに行ってきたポルトガル・サーフトリップについて、お話ししましょう。ところで、僕のお店「A-Frame」から、いつもこの「One Earth」を読んでいただいている皆さんにプレゼントをご用意しましたので、詳しくはこのコラムの最後をお読みください。

---------------
さて、今からちょうど1年位前、ポルトガルのサーフキャンプから僕のもとへ一通のメールが届いた。メールにはポルトガルのサーフキャンプの紹介文とサーフポイントの写真が添付されていた。写っていたのは誰も入っていない頭サイズのパーフェクトなレフトブレイクと、さらに数ヶ所の素晴らしいポイント・・・その波の写真を見たとき、僕はいつか必ず行こうと決心した。

昨年の後半から今年前半にかけては、イタリア、イスラエルやスリランカなどへ行く先約があったため、ポルトガル行きはなかなか現実化しなかったが、6月の終わりにやっと10日間ほどの休みを取り、ついに決行することができた。

ポルトガルまでは直行便がないため、ヨーロッパの主要都市を経由しなければならない。だからポルトガルの首都リスボンについたのは、日本を出発してかれこれ2日後の夜中だった。今回の目的地はリスボンからタクシーで一時間ほど北へ走ったペニシェという町だった。そしてペニシェのサーフキャンプに着いたのは夜中の3時。長時間の移動で疲れていたこともあって歯も磨かずに倒れるように寝てしまった。

翌朝、まぶしい太陽の光で目を醒ます。部屋の窓から外を見下ろすとそこには、波こそ小さいけど真っ白なビーチと、オレンジ色の屋根をつけた真っ白な家々、そして石畳の道路が見えた。ビーチにはたくさんのヨーロピアンたちが日光浴を楽しんでいた。この景観こそ僕が想像していたポルトガルのサーフイメージだった。

朝ご飯のフランスパンサンドイッチを食べ、歩いて10分くらいのところにあるサーフキャンプのオフィスに状況を聞きに出かけた。

出迎えてくれたのは社長のリオとフェルナルド。リオは体はでかいがメローで優しい性格、生まれも育ちもペニシェで、本業はポルトガルでは数少ないシェイパーの一人だ。今回はこのリオが、僕らのサポートを率先してくれた。彼らの話によるとペニシェ近郊はコンスタントに波があるのだが、たまたまこのときは波が小さかったようだ。2日後位からサイズアップしてくるとの予想だった。今の時代、インターネットでの予測はかなりの確率で的中する。帰る日までにはなんとか良い波に乗れそうな気がしていたが、この日はペンションの目の前にあるビーチブレイクでサーフすることにした。波は腰~腹サイズ、水温はジャージフルスーツが必要なくらい。波質はあまり日本とは変わらないけど、海から見渡すロケーションは素晴らしかった。(次回へ続く)

---------------
★プレゼントのお知らせ★
ハルさんのお店「A-Frame」より、「One Earth」の読者へのプレゼントがあります。内容は、オリジナルTシャツ×2名様、オリジナル・タンクトップ×1名様、DSIブランドのビーチサンダル×1名様です。プレゼントをご希望の方は、お名前、ご住所、ご連絡先、会員番号、希望サイズを明記の上、TOPページの「問い合わせ」ボタンからメールしてご応募ください。「One Earth」への感想も是非あわせてお伝えください。応募締め切りは7月31日(日)です。なお、当選発表はプレゼントの発送をもってかえさせて頂きます。