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ポルトガル②

2005-08-03 更新
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One Earth Vol.21
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今回も、前回からの続きでポルトガルへのサーフトリップ紀行です。ところで、前回に告知させていただいたプレゼントの件、全国からたくさんのご応募をいただきありがとうございました。当選者の4名の方々には近日中にプレゼントを発送しますので、お楽しみに!!

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(前回からの続き)
2日目も朝早くから波チェックに出掛けるがやはり波は腰前後、風もオンショアが強く吹き付けノーサーフコンディションになってしまった。

そこで、せっかくポルトガルへ来たのだからと思い、リスボンの街まで探検に出掛けることにした。バスと電車を乗り継いで、1時間半かけてリスボンに到着。実はリスボンという地名はイギリス人が勝手に名付けたらしく、実際は“リシュボア”と呼ぶらしい。テージョ川という川のそばにある「ベレンの塔」、「発見のモニュメント」といった観光名所を見た。
種子島へキリスト教や鉄砲を持ってきた伝道師たちが、当時この場所から旅立ったことを想像すると、自分がそこにいるのが不思議な気がした。そして、今度の旅先はやはり種子島かな?とも思った。

その日の夜、ペニシェに戻ってサーフキャンプのスタッフと食事をした。(夜といっても9時くらいまでは外が明るいが・・・。)
今回の旅で僕らをサポートしてくれたリオと、コンペティターでもあるリオの弟が同席してくれた。彼らの話によると、最近はヨーロッパもサーフィンブームで、ドイツやスイスなどからたくさんのサーファーがやってくるそうだ。もっともサーファーといってもほとんどがビギナーだから、毎日スタッフ総出でレッスンを行っているそうだ。
ペニシェには12のポイントがあるらしい。明日はリオが全部のポイントを案内してくれるらしい。
それにしても、ポルトガルは海鮮料理がとてもおいしい、名物は“イワシの塩焼き”。なんだかご飯が欲しくなる味だ。それから海鮮リゾットやカニなども日本に比べたら安価だった。

翌朝、昨日まで吹いていた風がおさまっていた。波も頭くらいまでサイズアップしていたので目の前のビーチで、お昼までに2ラウンド海に入った。
午後はリオのクルマでポイントをガイドしてもらった。ビーチブレイクは数知れずある。それから完全なポイントブレイクのリーフ、が4カ所あった、どこもサイズは頭以上あって良い感じだった。
そして最後に案内してくれたのがスーパーチューブスというビーチブレイク。サイズは腹~胸しかないが完璧にチューブになっている。リオに、ここで波乗りしようと誘われ、今回の旅に同行してくれた歯医者さんサーフ・トラベラーの了ちゃんと二人でサーフすることにした。
見た目ほどテイクオフは難しくないし、タイミングを合わせるだけで乗る波のほとんどがチューブだった。今回の旅の最後のセッションで一番良い波に乗ることができて良かった!!

リオの話では、その翌日以降はもっとサイズアップするとのことで、僕らはかなり後ろ髪を引かれる思いでポルトガルを後にしたのだった。

ポルトガルでサーフィンなんて、ちょっと意外に思うかも知れないが、皆さんも是非一度は行ってみて欲しい。アメリカにもインドネシアにもない、ヨーロッパ独特の雰囲気の中でのサーフィンは、きっとあなたのサーフィンワールドを広げてくれるはずだ。

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《インフォメーション》 
ビザ/必要なし
通貨/ユーロ
電流/240v
食事/海鮮料理、肉料理もある。
物価/EUのなかでは安いほう。
サーフボード/今回、僕の使ったボードは6'0。基本的に日本で使っているもので大丈夫。
ウエット/この季節は3mmフルスーツ。冬は5x3mm+ブーツが必要。