JPSAロングボード第4戦『Real B Voice 千倉プロ』終了!
2011-10-24 更新

全5戦で争われる2011年JPSAロングボードの第4戦『Real B Voice 千倉プロ』が10月21日〜23日に千葉県千倉で開催されました。
21日は頭オーバーの強いウネリにオンショアと悪条件の中、プロトライアルが行なわれました。
男子13名と女子6名がトータルでも平均5ポイントに満たない厳しい戦いを勝ち抜き、メインラウンドへ。
22日はウネリが落ち着き、風もオフショアに変わってくれ、コンディションは急速に回復!
松下智光、伊比井勇喜、長本浩平、後藤節、岡崎生水、福田治。女子は小高恵子、大島みどり、ショートボードのプロでもある一ノ瀬さゆりがメインラウンドのR1を通過してプロ資格を手に入れました。
R2はカレントリーダーの鈴木剛を始め、トップシードの秋本祥平、尾頭信弘、ユージン・ティール。宮崎のLQS2連戦でも活躍していた畑雄二、新城譲などが1位通過でR3へ。
日向で3位に入った藤井辰緒も53歳とは思えないライディングでラウンドアップを果たしていました。

最終日となった23日。サイズはハラ〜ムネ位。南西のオフショアでまずまずのコンディションに恵まれていました。
R3〜QFにかけて目立っていたのは、塩坂信康、ユージン・ティールの二人。
モダンスタイルの象徴である縦のアクションとノーズライドを上手く組み合わせ、さすがトッププロと会場を唸らせる素晴らしいライディングを披露していました。
一方、鈴木剛がR3、秋本祥平、畑雄二はQFで姿を消すことに...。
SFでも塩坂信康、ユージン・ティールの好調さは変わらず、共にハイスコアを出しての1位通過。新城譲、尾頭信弘もSFを切り抜け、4人がファイナリストに選ばれました。
ファイナルはユージン・ティールが安定したノーズライドをベースにスコアを重ね、序盤から主導権を握ります。
後半は尾頭信弘が6.50を叩き出して追い上げますが、バックアップスコアが足りず、ユージン・ティール(写真上)がトータル10.50で今シーズン初優勝!

女子はカレントリーダーの田岡なつみがR2で敗退した一方、僅差で追っている小熊明美、割蛸ジュリがファイナル進出。日向のLQSで優勝した植村未来、プロ資格を手に入れたばかりの大島みどりの計4名がファイナルを戦いました。
結果はダントツで植村未来(写真上)。序盤にレフトの波で4.90、後半に5.50をスコアして他の選手を寄せ付けず、見事な勝利でした。
次のJPSAイベントはショート&ロング併催の『ALL JAPAN PRO 新島』
新島を舞台にロングは10月26日〜27日。ショートは10月28日〜30日に開催されます。
JPSAロングボード第4戦
『Real B Voice 千倉プロ』結果
1位 ユージン・ティール
2位 尾頭信弘
3位 新城譲
4位 塩坂信康
女子
1位 植村未来
2位 小熊明美
3位 割蛸ジュリ
4位 大島みどり
JPSA公式サイト
http://www.jpsa.com/(PC用)
photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)
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