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JPSAロングボード第3戦『ALL JAPAN PRO 新島』終了!

2011-10-27 更新
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宮崎でのLQSを含めると10月初旬から連戦が続いている日本のロングボードコンテスト。
全てエントリーしている選手にとっては、タフなスケジュールになっています。

JPSAは10月23日に『Real B Voice 千倉プロ』が終了し、2日のインターバルを置いて26日から『ALL JAPAN PRO 新島』がスタート。
27日にファイナルが終了しました。

コンテスト初日はメイン会場の羽伏浦よりもコンディションが良かった島の反対側、間々下へ移動。
今回はプロトライアルが無く、エントリー数も比較的少ないため、R2の全てのスケジュールが終了するまでヒートが進行しました。

今シーズン2勝を上げてカレントリーダーとなっている鈴木剛がR2で敗退した一方、逆転を狙うランキング2位の新城譲、3位の尾頭信弘が1位通過を果たしていました。
『Real B Voice 千倉プロ』で優勝したユージン・ティールも1位でR3へ。

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翌日27日の最終日は羽伏浦の左奥、通称「羽伏磯」でR3からスタート。
新城譲、尾頭信弘、ユージン・ティールが順調にQFへ進み、その他に松山欣則、石塚晃、石井寛路、松井雄樹、ジェイソン鈴木がラウンドアップを決めていました。

QF〜SFはクロスゲームが多く、僅かなミスが結果に結び付いてしまう気が抜けない展開に。
そんな中でも強さを見せたユージン・ティールと久々にファイナル進出を決めた鴨川の松山欣則(写真上)が最後にマンオンマンで対決。
一本目に見事なノーズライドを披露した松山欣則が7.25をスコア。更に4.25のバックアップスコアを重ねます。ユージン・ティールも5.50を返すものの、逆転に結び付くスコアは出せず、松山欣則がトータル11.50 vs 9.25で優勝!

タイトルレースにも変化があり、3位に入った尾頭信弘がカレントリーダーの座を奪い、鈴木剛が3位に脱落。
新城譲は2位のままで、松山欣則とユージン・ティールが4位タイになっています。
今シーズンは全5戦の内、上位4戦のポイントで順位を決める形ですが、松山欣則とユージン・ティールは共に1勝を上げながらも初戦をキャンセルしているため、上位の3人に比べてタイトルを狙うのは不利と言えるでしょう。

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女子は『Real B Voice 千倉プロ』で優勝した植村未来が不在の中、筌口聡子(写真上)と田岡なつみのフレッシュな両者がファイナルで対決。
ロースコア止まりの田岡なつみに対して、5.50と6.00をまとめた筌口聡子が昨年の『Real B Voice 千倉プロ』以来の優勝を果たし、タイトル争いでも3位に浮上。
小熊明美がカレントリーダーの座を守り、田岡なつみが僅差で2位につけています。

男子、女子共にタイトルはバリ島での最終戦の結果次第。
11月7日〜10日に開催される『ガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロ』に注目が集まります。

なお、ロングボードに続き、10月28日〜30日はJPSAショートボード『ALL JAPAN PRO 新島』が開催されます。
JPSAではUSTREAMでのライブ配信に加え、スコア配信も行なっているので、ぜひチェックしてみて下さい。

JPSAロングボード第3戦
『ALL JAPAN PRO 新島』結果
1位 松山欣則
2位 ユージン・ティール
3位 石井寛路、尾頭信弘

女子
1位 筌口聡子
2位 田岡なつみ
3位 鈴木由貴、小熊明美


『ALL JAPAN PRO 新島』終了後のランキング
1位 尾頭信弘 5980pt
2位 新城譲 5860pt
3位 鈴木剛 5600pt
4位 松山欣則 4830pt
4位 ユージン・ティール 4830pt

女子
1位 小熊明美 6290pt
2位 田岡なつみ 6036pt
3位 筌口聡子 5570pt
4位 鈴木由貴 5140pt
5位 林裕美子 4660pt

JPSA公式サイト
http://www.jpsa.com/(PC用)

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

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