ケリー、まさかのワールドタイトル取り消し!?
2011-11-05 更新

現地時間11月2日、サンフランシスコで開催中のASPワールドツアー第10戦『Rip Curl Search』で最終戦を待たずに11回目のワールドタイトルを決定させたケリー・スレーター(USA)ですが、その2日後にASPは、計算上のミスによりケリーのタイトルがまだ確定してないと発表...。
ASPはファンや、当事者であるケリー、まだタイトル獲得のチャンスが残されているオーウェン・ライト(AUS)に対して謝罪しています。
今後、ケリーがタイトルを確定する条件は、サンフランシスコの次のラウンド、R4か敗者復活戦のR5を勝つこと。
もし、ケリーが負けてオーウェンが優勝した場合、最終戦のハワイに持ち越しになります。
ハワイに持ち越しになった場合、ケリーはR1か、敗者復活戦のR2を勝てばタイトルが決定。
負けた場合でもオーウェンが優勝しなければ、ケリーのタイトルが決まります。
つまり、ケリーはあと1ヒート勝つことが条件。
オーウェンはサンフランシスコとハワイで2連勝しなければ逆転は無しというシナリオです。
どちらにしても圧倒的にケリーが有利なのは変わりませんが、せっかくの感動的な場面に水を差したのは間違いありません。
シーズン中盤にボビー・マルティネス(USA)が身体を張ってアピールしたシステムの問題が、今回の件に影響しているという話も....。
なお、現地時間11月3日はコンテストがオフとなり、グロムイベントが開催。
アメリカ国籍ながら日本人の五十嵐カノア(写真下)が14歳以下のクラスで見事に優勝を決めています。

4日はレイデイとなり、ネクストコールは5日の朝7時30分(日本時間6日深夜0時30分)です。
『Rip Curl Search』公式サイト
http://www.live.ripcurl.com/?search2011(PC用)
『F+ SURF』では、独自のコンテストレポートや、日本語字幕付きASPオフィシャル動画が見れます。
(BCMスマフォ会員は無料)
photo: ASP Covered Images

