【現地コラム】宮城県・本吉⑤
2011-11-11 更新
東北地方を中心に、各地に大きな爪あとを残した「東日本大震災」。現在もなお懸命な復興活動が続いていますが、現地コラムとして各地の現状などを定期的にお届けします。
宮城県・本吉
第5回 現状と今後
10月2日の気仙沼市長杯 第27回本吉サーフィンコンテストもほぼ成功裏に終り、登米沢区・津谷区の振興会からはおおむね理解をもらえた現状です。
少しづつサーファーも訪れ、また波のうねりも入ってくるこれからです。
ただし以前の駐車場や登米沢多目的集会所は私有地となるため、サーフィンする際に車は停められません。
安全確保のためにも看板に提示してある場所(かぶとむしSurfShop敷地内と手前の道路)に駐車して下さい。
大沢漁港(小金沢ポイント)については地元漁協との連絡を密にとっている現在です。
漁港再開の妨げになるような行動(波乗り)は自粛願います。特に海底調査や水質検査はこれからで危険もともないますのでご理解願います。
大谷海岸(海洋館様下)については、本吉観光協会・漁協本吉支所同意のもと、10月9日海中海底調査をし安全確保出来ました。
宮城県・気仙沼市からも水質も安全ということでサーフィン解禁と連絡も来ましたが、11月8日から13日までを随時、任意でビーチクリーン。
13日は仮設トイレを設置し、駐車場策定後オープンと致します。
私有地を快く貸して下さった地元の方々のためにも、看板(仮)を見てモラルのある行動をお願い致します。
多くの地域の方々に支えられ、サーフポイントは少しずつ開放されていきます。
ぜひ、地元の方々への敬意も含め、より良いサーフィンの環境づくりにご協力をお願い致します。
...続く
--------------------宮城県気仙沼市本吉町
かぶとむしsurfshop
鈴木優美
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