ブラジルの熱い女の戦いを制したのは?
2012-05-14 更新

現地時間5月9日からスタートしたブラジル・リオデジャネイロでの『Billabong Rio Pro』はR1を終了した時点でストップしていますが、ウィメンズの方は着々と進行し、13日に全ての日程を終了。
レフトのポイントブレイク「Arpoador」から「Barra Da Tijuca」に移動し、女達の激しいバトルが繰り広げられ、最後はサリー・フィッツギボンズ(AUS・写真最上部・下)がココ・ホー(HAW)を僅差で抑えてベルズに続き、今シーズン2勝目を上げました。
「クレイジーなファイナルだったわね。ココと私の差は本当に僅かだったわ。最後は’フィンガークロス’をしながら祈っていたの。ファイナルは少しミスした部分もあったけど、最後はリカバー出来た。今はエキサイトしているわ」とサリースマイルとも呼べる一転の曇りも無いさわやかな笑顔で勝利の喜びを話していたサリー。

公式1-3ftレンジの「Barra Da Tijuca」はサリーの故郷オーストラリアにも良くあるような典型的なビーチブレイクで、ライト・レフト共にリッパブルな波質。
ファイナルは8.43のハイスコアを出したココが主導権を握っていたものの、サリーは序盤にスコアした6.17に加えて、ヒート終了間際に7.93を叩き出して0.07ポイント差で逆転に成功したのです。
この結果により、サリーはカレントリーダーのステファニー・ギルモア(AUS)との差を前イベント終了後の6300ポイントから一気に1500ポイントまで縮め、残り2イベントで逆転の可能性も出てきました。
この件についてサリーは、「これでワールドタイトルレースが更に面白くなってきたわね。良く考えてみると、ステファニーとの差はまだ離れているんだけど。まだ数イベント残っているから、そこで勝って良い結果を重ねていきたいわ。今年はベルズで優勝出来たし、今のところ素晴らしいシーズンと言えるわね」とコメントを残していました。

ファイナルデイに残った4人の選手の内、3人がハワイアンとなった今イベント。
スモールコンディションのビーチブレイク勝負では意外な展開でしたが、世界中を旅する彼女達にとってソリッドなリーフブレイクでも、マッシーなビーチでも関係無いのかもしれません。
18歳のワイルドカード、アリッサ・クイゾン(HAW)を抑えて今シーズン初のファイナルに進んだココ(写真上)は、ワールドツアーでは2009年のポルトガル戦以来の優勝を目の前にして惜しくも敗退...。
「私にとって次に結び付く良い結果だと思うわ。今年は厳しい成績ばかりだし、やっと辿り着いたファイナルにストークしている。今年一番の結果を残せたし、とても重要なイベントになったと感じているの。サリーには素直におめでとう!と言いたいわ」と落ち着いて心境を語っていたココ。
サリーとは21歳で同い年。更にクオリファイを果たした年も同じ2009年。
ルーキー・オブ・ザ・イヤーを争った経験もあり、これからのワールドツアーを背負って立つ素晴らしいライバル関係にあることは間違いありません。
ちなみにココは父親のマイケル・ホーと同じく、身体は小柄。公式158センチとツアーで2番目(一番はシルヴァナ・リマの154センチで、最も大きいのはステファニーの178センチ)ですが、ファイナルではそれを全く感じさせないパワフルなアクションを披露していたのが印象的でした。
次のウィメンズワールドツアー第6戦は7月10日〜14日にフランスで開催される『Roxy Pro』です。


なお、メンズのウェイティングピリオドは20日までとたっぷりと残っているため、次のスウェルを待って再開されるでしょう。
ネクストコールは現地時間5月14日朝7時(日本時間同日夜7時)です。
ASPウィメンズワールドツアー第5戦
『Billabong Rio Pro』結果
1位 サリー・フィッツギボンズ(AUS)
2位 ココ・ホー(HAW)
3位 アリッサ・クイゾン(HAW)、カリッサ・ムーア(HAW)
2012年ASPウィメンズワールドツアー
『Billabong Rio Pro』終了後のランキング
1位 ステファニー・ギルモア(AUS) 38,400pt
2位 サリー・フィッツギボンズ(AUS) 36,900pt
3位 カリッサ・ムーア(HAW) 32,00pt
『Billabong Pro Rio』公式サイト
http://wctbrasil.com/rio12(PC用)
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photo: ASP Covered Images
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