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JPSAショートボード第2戦『ガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロ』終了!

2012-05-22 更新
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バリ島・クラマスで開催されていたJPSAショートボード第2戦『ガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロ』が現地時間5月22日に終了!
イベント前半は風の影響がネックになっていたクラマスでしたが、トップシードが登場した後半21日からファイナルデイの早い時間帯まではクリーンなグッドコンディションに恵まれ、ディープなバレルに包まれた選手も多く、ハイスコアが連発!

残念ながらSFくらいからはオンショアが吹き始めてしまい、バンピーで難しい状況に...。
そんな中、ファイナリストに選ばれたのはダレン・ターナー、松岡慧斗、田中樹、林健太の4名でした。

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ファイナルは25分ヒート。各選手共にオンショアで乱れたショートブレイクの波に手こずり、スコアを伸ばせない前半、田中樹が長いショルダーを見つけてインサイドまでメイクして6.25をスコアし、主導権を握ります。
しかし、ここまで勝ち上がってきた選手達は手強く、ダレン・ターナー(写真上)が太いトラックを刻んで9.00、トリッキーなランプセクションから飛び出した林健太は7.90と次の波でも7ポイント台を重ね、トータル14.90でリード!
一昨年まで3年連続クラマスでのイベントを制している林健太は完璧に波を知り尽くしており、その後もカービング、ローテーション(回転系のエアリアル)をキッチリとメイクしてスコアを重ねていきます。

ラスト5分。林健太のリードは変わらず、2位のダレン・ターナーは逆転に6.40が必要なシチュエーション。
田中樹、松岡慧斗も必死に波を見つけますが、ハイスコアには結び付かず...。
最後は林健太(写真最上部・下)がローテーション(ファイナルでのエアリアル成功率は100%)を決めてフィニッシュ!
クラマスでの4回目の優勝を決めました。

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昨年のグランドチャンピオンで、今年も開幕戦『RONINプロ 海遊 藤本軌道カップ』を制して2年連続のタイトルを狙っている田中英義(写真下)はR4でトータル17.15のハイエストヒートスコアをメイクするなどQFまでは快調でしたが、SFでは波運に見離されててしまい、4位敗退に終わっています。

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女子は今イベントのタイトルホルダー、大村奈央が序盤に6.75をスコアして主導権を握ります。
他の3人もテイクオフを繰り返しますが、フェイスの乱れに翻弄される形となり、ロースコア止まり...。
ラスト10分の時点で大村奈央のリードは変わらず、トータル10.30。
トータル7.0で追い上げる2位の宮坂桃子を始め、全ての選手に逆転の可能性は十分にありましたが、ラスト5分には大村奈央が3.85のバックアップスコアを重ねてトータル10.60とリードを広げます。
ヒート終了間際、2位までアップしてきた谷口絵里菜が渾身の力を込めてアクションを重ねるものの、5.50と逆転には及ばず、大村奈央(写真下)が逃げ切る形でクラマスでの2連勝を飾りました!

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なお、バリ島では会場をクラマスから西側のハーフウェイに移動し、5月25日〜26日にJPSAロングボード第2戦『ガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロ』が開催されます。

USTREAM配信のライブ中継も行なわれる予定なので、ぜひチェックしてみて下さい!


JPSAショートボード第2戦
『ガルーダ・インドネシア トラベルシーンプロ』結果
1位 林健太
2位 ダレン・ターナー
3位 田中樹
4位 松岡慧斗

女子
1位 大村奈央
2位 谷口絵里菜
3位 宮坂桃子
4位 野呂玲花

JPSA公式サイト
http://www.jpsa.com/(PC用)

USTREAM JPSA
http://www.ustream.tv/user/JPSA(PC用)

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

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