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『Volcom Fiji Pro』ビッグスウェルが入って再開されたが...。

2012-06-08 更新
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フィジー・タバルア島で開催中のASPワールドツアー第4戦『Volcom Fiji Pro』はR2のH10を終了した時点でストップ。
3日間のレイデイを経て新しい南南西ウネリが入った現地時間6月8日に再開されました。

公式サイズは時間帯によって上下したものの、朝は12-15ftレンジ。
遠目で見るとパーフェクトなラインナップが連なった絶好のコンディションでしたが、ファーストコールから中々ゴーサインが出されなかったことを考えると相当ハードな状況だったと予想されます。

フィジー時間の昼前にようやくR2のH11、アダム・メリング vs ビード・ダービッジ(写真上)のオージー同士のカードがスタート。
序盤は山のようなウネリにテイクオフする度、レストランで待機している他の選手達が拍手をするほどで、まるで一本一本が度胸試し...。
世界のトッププロでも限界ギリギリ、まさに命懸けの戦いだったと言えるでしょう。
結局、このヒートはバレルに入るようなコンディションでは無く、テイクオフから数ターンをメイクすればポイントが出るような展開でビードがトータル15.43でラウンドアップ。

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次のH12、カイ・オットン(AUS・写真上) vs ラオニ・モンテイロ(BRA)のカードは風が強まる中、フロントサイドの利点を活かしたカイが浅いながらバレルを手に入れ、8.50をスコア。
一方、バックサイドとなるラオニもバレルを狙うものの、インパクトゾーンでワイプアウトしてサーフボードを真っ二つに...。
勇敢なジェットスキーのレスキューのおかげで難は逃れましたが、負傷してしまい、ラインナップに戻ることはありませんでした。

コンディションを考慮してこの日は僅か2ヒートで終了。
こんな状況でも勝ち上がったビードとカイは揃って「波は本当にパーフェクトさ」とコメント。
ちなみにコンテストがオンホールドの最中や、オフが告げられた後はフリーサーフィン(写真下)がそのままライブ中継され、ジョン・ジョンやホブグッド兄弟などがチャージを繰り返していました。

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ネクストコールは現地時間9日の朝6時30分(日本時間の同日早朝3時30分)で、1時間30分後に再開される予定。

『Volcom Fiji Pro』公式サイト
http://volcomfijipro.com/(PC用)


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photo: ASP Covered Images

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