JPSAショートボード第3戦『伊豆下田 CHAMPION PRO』終了!
2012-07-01 更新

7月1日、JPSAショートボード第3戦『伊豆下田 CHAMPION PRO presented by LesPros entertainment』が終了。
会場の静岡県・伊豆の白浜は最終日もコシ前後のスモールコンディションに加えて北東風が吹き込んでしまい、選手達は厳しい戦いを強いられていました。
QFからスタートした最終日。
クロスゲームのヒートが多かった中、H2では高梨直人、中村昭太が軽やかなライディングを披露してダレン・ターナー、森哲太を抑えてSFへ。
SFでは椎葉順、中村昭太がエアリアルを武器にラウンドアップ!
他にもエアリアルを得意とする大橋海人、飛田剛がファイナル進出を決めました。
ファイナルにはJPSA副理事長並びにメインMCの細川哲夫に加え、伊豆を愛するDef TechのMicroがゲストで登場。
イベントのフィナーレを盛り上げるのに一役買っていました。
30分ヒートのファイナルでまず主導権を握ったのは開始早々にエアーリバースをメイクして6.75をスコアした椎葉順。
中村昭太も荒れたフェイスを駆け抜け、フィニッシュにエアリアルを入れて5.00。
大橋海人がスコアを伸ばせず、飛田剛がインターフェアを犯したため、椎葉順、中村昭太のトップ争いで前半戦を折り返します。
後半、2位につけていた中村昭太がインターフェアを犯しながらも波の小ささを感じさせない大きなエアーリバースを決めて7.90をスコア。
更にワンマニューバーとしてのエアーリバース、インサイドまでキッチリ乗り繋いで9.65を叩き出し、トップに!
椎葉順、大橋海人も次々と波に乗ってアクションを繰り返し、スコアが追いつかない程...。
残り数分でスコアが明確になり、大橋海人が9.00と6.00をメイクしたことが判明。
スコアでは中村昭太が上回っていましたが、インターフェアの減点があるため、大橋海人(写真上)がトータル15.00で優勝!
JPSAでは初の頂点に立ちました。



女子はカレントリーダーの谷口絵里菜がSFで敗退した一方、第1戦でプロトライアルから優勝、先日行なわれた千葉・一宮でのプロアマでも優勝したばかりの野呂玲花、第2戦のバリを制した大村奈央、昨年のJPSAグランドチャンピオン庵原美穂、まだ16歳の宮坂桃子がファイナリストに選ばれていました。
ファイナルは庵原美穂が4.50をスコアして主導権を握ります。
後半に野呂玲花が逆転する場面がありましたが、終了間際に庵原美穂(写真下)が4.00を重ね、トップを奪い返して今シーズン初優勝を決めました。

ちなみに今回のスポンサー「LesPros entertainment」はアーティスト、アスリート&文化人、モデル、タレントなどが所属する芸能事務所。
ファイナル前には雑誌で活躍しているモデルや、テレビで活躍しているユージなどがサーフレッスンを受けていました。
コンテストにとって非常に重要なスポンサーに幅が出てきたのは、サーフィン業界の明るいニュースだと思います。
次のJPSAショートボード第4戦は新島に舞台を移して8月29日〜31日に開催される『ALL JAPAN PRO新島』
その前には7月7日〜8日にロングボード第3戦『WellBeing presents マーボーロイヤル Kj プロ』が開催されます。
JPSAショートボード第3戦
『伊豆下田 CHAMPION PRO』結果
1位 大橋海人
2位 中村昭太
3位 椎葉順
4位 飛田剛
女子
1位 庵原美穂
2位 野呂玲花
3位 大村奈央
4位 宮坂桃子
2012年JPSAショートボード
『伊豆下田 CHAMPION PRO』終了後のランキング
1位 林健太
2位 田中樹
3位 椎葉順
女子
1位 野呂玲花
2位 谷口絵里菜
3位 庵原美穂
JPSA公式サイト
http://www.jpsa.com/(PC用)
USTREAM JPSA
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photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)
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