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「国内出張&サーフ②高知編」

2012-08-04 更新
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前回の出張は岩手の盛岡でしたが、今回は高知に行ってきました。

南国のイメージの高知では、波乗りはもちろん、四国山脈は標高1500m以上の山々が連なり、スキー場も10ヶ所近くあります。

今回は高知にあるSnow&Surfプロショップ「クロススタイル」にSOSスキーウェア展示会のお手伝いに出掛けてきました。
実はこの展示会、僕が高知に出張に行きたいがために店長の梅原氏、通称「梅さん」にお願いして、この時期の開催となったのです...。

梅さんとは僕がこの仕事を初めてからのお付き合いで、かれこれ18年。
生まれも育ちも高知で、奥様は茨城県鹿島のビーチ沿いのご出身。梅さん一家が帰郷した時には、鹿島でも一緒に波乗りを楽しむ気心の知れた仲間なのです。

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東京から高知までは、格安の航空チケットがなかなか見つからない。経費にも限りがあるので、行きは旅気分満載な夜行バスで行くことに。東京から高知までは11時間強。アジアを旅している時によく長距離バスに乗っていたのを懐かしく思う...。

22時頃に横浜を出発したバスを徳島の鳴門で乗り換え、翌朝の9時に高知駅に到着。3列シートは想像以上に快適で、普段よりも沢山寝ることができた。
僕と同じ会社の別事業部で働く昔からの波乗り仲間の遠藤もプライベートで参加。出張が多い彼は、溜まったマイレージを使って飛行機で到着。

僕がバスから降りると外は大雨。

靴の中まで濡れてしまうほどの雨の中を歩き、遠藤との待ち合わせ場所で待っていると、彼は高知空港でレンタカーを手配していて涼しげな顔で僕をPickしてくれた。
車は10分ほどで目的地のクロススタイルに到着。
半年ぶりに会う梅さんは相変わらず真っ黒な顔。

彼は毎日出勤前に自分の舟で釣りに出かけて釣った魚を市場に卸している。
それに波があればサーフィン、夜はキックボクシング、冬になれば現役モーグルスキー選手。

もうすぐ50歳というのに見た目も体も30代のようだ。
僕は少しでも見習うことにした。

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梅さんの話によると、ビーチは地形が良く、昨日は腰位のファンウェーブを楽しめたそうだ。
すでに開店時間が迫っていたので、僕は仕事をして遠藤だけが海に向かった。

高知からサーフビーチまでは車で約2時間。遠藤が帰ってきたのはクロススタイルの閉店間際だった。

波は腰前後で波はそれなりだったようだが、7月の3連休ということもあって海は大賑わい。
なかなか波に乗れなかったようだ...。

夜は3人で高知市内の海鮮料理屋で名物のカツオ(写真下)を堪能。食べたカツオはこの時期には珍しく油がたんまりのっていて、まるで戻りカツオのような美味しさ。これだけを食べに高知に来ても損はしない味だった。

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翌朝は8時にクロススタイルで梅さんと待ち合わせして、某ポイントへ向かう。
波は腰から腹位。さすがは南国、水温はぬるま湯のように暖かい。

ローカルの人と目が合えば、「おはようございます!とはっきり挨拶して波を待つ。

自分の番が来たところでテイクオフ。水がとても澄んでいて気分も上がる!
良い波を掴むとテイクオフからボール状のセクションが現れ、ボードのスピードが上がるのがとても楽しいのだが、流れが入っていて延々とパドリングをし続けないとすぐにテイクオフゾーンから外れてしまう。
1時間も入っていると腕がパンパンになった...。

海から上がり、改めて梅さんにお礼を言う。今回、高知のポイントで気持ち良くサーフできたのは彼のおかげだ。
僕らはクロススタイルへ戻り、お店を開けてお客様を待った。

P.S
今回の出張はサーフも出来たけど、心配していた仕事の方も順調だった。
暑い時期にわざわざスキーウェアを見に来て頂いたお客様、ありがとうございます!
高知は緑が多く、海もとってもキレイ。こんなところで家族を大切にしながらも少年のように釣りや波乗り、そして冬になればスキーを楽しむ梅さんがすごくカッコよく見えた。

さて、段々と暑くなってきたので、今度は家族と夏のサーフキャンプにでも出かけてみようかな〜。

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夏は旅の季節。
あなたも「波・食・人」との出会いを楽しみに旅に出てみては?