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「国内家族キャンプ2012年夏①千葉小湊編」

2012-08-11 更新
僕達の好きな夏がやってきた。
幼稚園に通う娘にも夏休みがやってきた。

すでに7月初旬に家族で軽井沢のキャンプ場には行ってきたが、「やっぱり、夏は海!」ということで、波乗りが近くで可能なキャンプ場に行くことにした。
東京にある多摩川沿いの我が家からアクアラインを通って千葉の鴨川までは約2時間。
子供も泳げて、ある程度波乗りが出来るシーサイドポイントが初日のチョイス。

砂浜にワンタッチテントで日陰を確保。
家族連れには必須アイテムだ。

準備が出来ると普段は子供に付きっ切りの妻に先に海に入ってもらった。
波の小さいところでファンボードを練習。僕の方は5歳と15か月の娘ふたりと砂遊びに夢中になった。
なんだか自分の子供だった頃を思い出す...。

しばらくすると妻が海から上がってきたので、僕もウェットに着替えて海に入る。
シーサイドは沖にテトラが並んでいて、南に行くほど波が小さくなるので、今回のような旅行には最適。
綺麗にシェイプされた波はロングでもショートでも楽しめる。波は腰位で小さかったけど、フェイスがあってまずまずだった。

一度海から上がると妻のファンボードに乗り換えて子供を乗せて沖に出る。
「ギャーギャー」と怖がって早く岸に戻れと叫ぶ娘。小さい波に二人で乗って満足な父親。
海ではさんざん怖がっていたのに、「ママ、見てた?凄いでしょ!」と娘は自慢していた...。

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3時間ほど海を楽しんだので、ポイントから約15分車で走った場所にある小湊の「県民の森」というキャンプ場へ向かう。

キャンプと言っても子供が小さいので、エアコン、トイレ付のコテージにチェックイン。
広くて、しかも安い。
芝の上でフリスビーやヨガを楽しんだ後は、網を持って虫取り。このキャンプ場は海から近いのに、山が深く、シカ、アナグマなどの野生動物が生息するほど豊な森がある。

子供の頃に昆虫博士と言われた僕は、得意になって娘に色々なことを教えた。

持ってきたカセットコンロで簡単に夕食を済ませ、締めくくりの花火を終えると、僕も体力の限界。
娘を寝かしつけながら一緒に寝てしまった...。

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翌朝は単独で5時に目を覚ます。

鴨川のマルキやシーサードをチェックするが、波は昨日よりもサイズダウンの腿~腰...。

5時半というのに海には大勢のサーファー。みんなで波の取り合いをしている状況だったので、諦めてコテージに戻り、家族を起こす。
みんなが目をこすっている間に用意した朝食と紅茶を外のデッキで家族一同楽しむ。

日が昇り、暑くなってきたので、荷物をまとめ千葉を北上して夷隅ポイントへ向かった。
友人であり、僕が最も尊敬するサーファーの一人、「Sackout Wetsuit」の耕三さんに家族の顔を見せにいくことにした。

以前に「One Earth」のコラムでも紹介しているが、彼は田島鉄兵君のお父さん(Justice Surfboardのシェーパー)や、他にも色々なところで頭を下げて、毎年10本の子供用のサーフボードを集め、それをスリランカにハンドキャリーしている。

この10年間に100本以上のサーフボードが届けられ、毎年開催されるジュニアサーフィン大会の協賛品になっている。彼の活動は雑誌やメディアで紹介されることはないが、スリランカのキッズサーファーにとっては足長おじさん的な存在なのだ。
もし、共感して頂ける人がいたら、ぜひSackoutを応援して下さい。

そんな耕三さんがホームグラウンドにしている夷隅ポイントでも、海水浴とサーフィンを楽しんだ。
河口は潮の満ち引きでカレントが発生。波はセットで胸位。海に入っている間はずっとパドリングを強いられたが、他にサーファーがいなかったので、沢山波に乗ることが出来た。
潮が折り返す頃になるとローカルの人達が入ってきたので、挨拶をして海から上がり、家族と海水浴を楽しんだ。

このポイントは狭いため、大人数で一気に入るようなことはしない方が良い...。

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お父さんサーファーの方、参考になったでしょうか?

さて、来週あたりは久しぶりに伊豆にでもまた家族で行ってみようと思うので、次のコラムも良かったら読んで下さい。

★ハルさんリコメンド・家族キャンプの便利品★

・ワンタッチテント(約4000円)
日陰の確保。凄く簡単に設営可能。

・シガレットライター式電動シャワー(約4000円)
砂だらけの子供を洗う。

・カセットコンロ (約1500円)
持ち運びが楽で経済的。

・塩ビのバケツ(約1500円)
濡れ物を入れるだけでなく、子供のお風呂にもなる。

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次回のコラム「One Earth」は伊豆のキャンプ話をお届けする予定です!

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