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クリス・ワードが表彰台でプロポーズ!?

2012-08-11 更新
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ハワイのノースショアがオフシーズンになるこの時期、ハワイを始め、世界中のビッグウェーバー達はコンスタントに楽しめるインドネシア、特に文化も発達して便利なバリ島に集まります。

この機会を上手く利用して毎年開催されている招待制のビッグウェーブコンテスト『2012 Rip Curl Cup Padang Padang』が1ヶ月以上のウェイティングピリオドを設け、西側のウルワツの北部にあるパダンパダンで開催。

招待されたメンバーも、ジェイミー・オブライエン、ベンジ・ウェザリー、ローリー・ターナー、ブルーノ・サントス、ディーン・モリソン、カラニ・チャップマン、アンソニー・ウォルシュ、クリス・ワードなど豪華な顔ぶれ。
また、女性では初となるベサニー・ハミルトン(写真下)も参加し、男勝りのチャージ!
R1を勝ち上がる健闘を見せていました。

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昨年の覇者、リー・ウィルソンはQFで敗退。SFではリザール・タンジュン、ジェイミー・オブライエンなどが敗退するなど番狂わせがあり、ファイナルはクリス・ワード、ライ・クレイクと二人のインドネシア人、メガ・セマディ&デデ・スルヤナが4人ヒートで対決。

パーフェクトなパダンパダンでリードを握っていたのはローカルのセマディ。
車が数台入るような広い空間に包まれてパーフェクト10。5.60のバックアップスコアを重ねて50分のファイナルの主導権を握っていました。
しかし、残り時間1分。逆転に8.50必要だったクリス(写真最上部と下)がバックサイドで素晴らしいバレルライドを披露し、土壇場で10ポイントを叩き出して優勝を決めたのです!

バレルの中から姿を現したクリスは両手を高々と上げて嬉しさを表現していました。

「あれは凄いスコアが出るなと思ったよ。少なくとも8.50以上だってね。昨年はオンショアでバレルも無し。最初のヒートで負けてしまったんだ。今年は全く違ったね。一日中、何かを感じていた。きっと、パダンが波を授けてくれたのさ」とファイナルを振り返ったクリス。

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若い頃はエアリアルの印象が強かったクリスでしたが、元々ビッグウェーブには定評があり、ワールドツアーのバレルセッションでも一際目立つ存在でした。
今回はサプライズとして表彰台で彼女にプロポーズをする場面(もちろん、答えはYes!)もあり、大盛り上がりのフィナーレに!

その件に関しては、「ここに来る前に話はしていたんだ。彼女の家族も祝福してくれたよ。指輪を手に入れてから、プロポーズをどうしようか?って考えたのさ。もし、優勝したらステージでしてみようかなんてね。これって運命なんじゃないのかな」と照れくさそうに話していました。

『2012 Rip Curl Cup Padang Padang』結果
1位 クリス・ワード(USA)
2位 メガ・セマディ(Bali)
3位 ライ・クレイク(AUS)
4位 デデ・スルヤナ(Java)

『2012 Rip Curl Cup Padang Padang』公式サイト
http://asia.ripcurl.com/?padangcup12(PC用)

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