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「国内家族キャンプ2012年夏②伊豆編」

2012-08-18 更新
僕の仕事はスキーウェアやアウトドアウェアの卸で、それ以外の時間はお店に立っている。

お店では物を売るだけでなく、遊び方や楽しさを知ってもらおうと、20年前から「遊びの提案」というイベントを月に数度行っている。
遊びはスキー、サーフィン、シーカヤック、ボルダリングと働くスタッフ達の得意とするものがベースで、僕はスキーとサーフィンを担当。

サーフキャンプは毎年夏に2回。1回目はファミリーキャンプ。選んだ場所は南伊豆のキャンプ場。僕は東京に住みながらも、ここ10年ほど伊豆でサーフィンをした記憶がない...。
伊豆のサーフポイントは狭いビーチが多く、風向きによってはサーフ可能なポイントが限られるので、混みやすいというイメージがあった。

それでも伊豆の海の美しさを参加してくれる子供達に見せてあげたかった。

今回、集まってくれたのは、我が家を含む大人5人に子供5人。東京からは渋滞が無くても4時間の道のりだ。5分おきに「パパあと何分で着くの?」と繰り返し聞く子供達に思わず笑ってしまう。

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最初の目的地は、昔からの友達で、弓ヶ浜でシーカヤックのガイドをしている武田ファミリーの家。
車を停めさせてもらい、まずはサーフボードを置いて海水浴。大人も感動するくらい水がキレイで景観もいい。
沖縄にでも来たかのような気分になった。

夕方、大浜へ波チェックに行くと、台風のウネリをキャッチしてサイズは胸位あるが、サイドからの風が入ってNG。
波乗りは諦めて予約していたキャンプ場へと向かった。

海から約15分の位置にあるのに、山が深く、森の中にあるキャンプ場。
バンガローにチェックイン後、みんなで料理を作り、恒例の花火。
森の中なので虫が多く、千葉のキャンプに続き、子供達に虫の生態について色々と講義をした...。

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翌朝、5時に目を覚ますと、昨日チェックした大浜へ向かった。
波は肩〜頭位にサイズアップ!
しかも、海には5人ほどのサーファーしか入っていない。

すぐにサーフモードに突入し、着替えて海へ急いだ。

インサイド近くに砂が溜まっているような波で、掘れ方もパワーも十分。おまけに水は透き通っている。
1時間ほど海に入っていると、さらにサイズアップしてセットはオーバーヘッド!
サイドからの風が入って少し面がガタガタしているけど、テイクオフすればインサイドまで繋げる波もあって満足した。

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キャンプ場に戻り、みんなと合流して妻良(メラ)という磯に武田ファミリーと出掛けた。
ここは水上アスレチック(写真上)が無料で開放されている。

海の上に浮かぶ滑り台、足こぎボート、紐に掴まってダイブする器具などがあって、1日楽しめる。
スノーケルをつけて水中をのぞけば、コバルトスズメやチョウチョウウオといった熱帯魚が泳いでいて、普段千葉でサーフィンしている僕達にとってはとても新鮮だった。

みんなでスイカ割りも楽しみ、夕方になるまで海ではしゃいだ。

帰り道は西伊豆の海岸線を北上して沼津へ抜けた。西伊豆の美しさは海外に引けを取らないくらい素晴らしい。
奇石群の向こう側に見える富士山。夕陽に染まる駿河湾。

感動して胸がジーンときた。

沼津インターの手前の修善寺では僕らの車の横を流れる河原からたまたま花火が打ち上げられていた。
子供にとっても僕らにとっても今回の伊豆でのキャンプは素晴らしい思い出となった...。

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今回の「One Earth」はここまで。

次回は茨城キャンプ編。
珍ゲストが登場していつもとは違う展開に!?

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