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ASPジャパンの最終戦を制したのは?

2012-10-28 更新
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2012年ASPジャパンの最終戦2スター『LENTO Presents Malibu Amami Island Pro』が奄美大島・手広海岸で開催され、10月28日に終了しました。

コンテスト初日の26日はコシ前後の弱いウネリに風の影響も入った厳しいコンディション。
そんな中、ファーストラウンドとなったRound of 36には加藤嵐が登場し、8.50のハイエストスコアをメイク。
バリ島で開催された『Oakley ASP World Junior』では良い結果が残せなかった加藤嵐でしたが、しっかりとした仕事をこなしてラウンドアップ!

Round of 32ではローカルナレッジを活かした森哲太、奄美大島に良く訪れる善家尚史などが1位通過で次のRound of 16へ。
この日はRound of 32のH4で終了しました。

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コンテスト2日目の27日は前日よりサイズアップしたものの、風の影響がネックに...。
ファーストヒートとなったRound of 32のH5では強豪・高梨直人が早くも敗退。
このヒートは若手の児玉椋(写真上)が順調にポイントを重ね、1位通過。
Round of 32では他にも大原洋人、金尾玲王、渡辺寛、加藤嵐など、これからの日本のサーフシーンを背負っていく世代の活躍が目立っていました。

続いて行なわれたRound of 16でもその傾向は強く、田中海周、加藤嵐、大原洋人、児玉椋がラウンドアップ。
他にも和光大、善家尚史、松岡慧斗、牧野優介が次のQF行きを決めました。

奄美大島を代表するサーファー、森哲太はここで敗退...。

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28日の最終日は公式ムネ〜カタ位までサイズアップして風も弱く、期間中では一番のグッドコンディションに恵まれていました。
潮が良い朝の内に行なわれたQFはクローズゲームが多く、和光大、松岡慧斗、加藤嵐、大原洋人がラウンドアップ。
特に大原洋人(写真上)は8.00を含むトータル15.25のハイエストヒートスコアを叩き出し、優勝候補の筆頭と言える動きを見せていました。

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SFは潮が動くのを待ってお昼過ぎから再開。
H1では和光大(写真上)がハイエストスコアの9.25を含む18.00で松岡慧斗をコンビネーションに追い込んで圧勝。
これに刺激されてかH2では加藤嵐と大原洋人共にハイスコアを連発して前半はデットヒート!
9.40をマークした加藤嵐が中盤からリードをキープしてファイナル進出を決めました。

加藤嵐 vs 和光大のファイナル。
序盤は両者共にミドルスコアのスロースタート。後半は6.75と7.50を重ねた和光大が主導権を握ります。
加藤嵐が逆転に必要なスコアは8.50と厳しいシチュエーションでしたが、今年の加藤嵐は勝負強さがあり、終了間際にキャッチした波で8.50を手に入れ、見事に優勝!

今年はプロジュニアで2勝。今イベントを含めて3勝を上げた加藤嵐。
来年は国内だけでなく、世界の舞台で活躍してくれることに期待しましょう!

2スター
『LENTO Presents Malibu Amami Island Pro』結果
1位 加藤嵐
2位 和光大
3位 松岡慧斗、大原洋人

『Malibu Amami Island Pro』公式サイト
http://www.aspjapantour.com/webcast/2012/amami/(PC用)

photo: ASP Covered Images

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