「過去の風(アメダス)」活用法
2012-11-10 更新
前回は「過去の波情報」の活用例をご紹介しましたが、同じく参考となる過去の情報に「過去の風と気温」があります。こちらの基となるデータ「アメダス」は、各地点毎で観測された実測値ですが、初級者の方向けの簡単な活用例をご紹介します。
湘南の例)
強い南寄りの風(オンショア)等でサイズアップし夕方までそこそこの波が残った場合、このままオンショアが吹き続ければ、明朝も波のあるスタート。
しかし、夜中のうちにオフショアが強まってしまうと急激なサイズダウンは必至で、俗に言う「湘南マジック」のパターン。
どこまでサイズキープしているか、夜間更新の波情報チェックは必須ですが、そんなときも「アメダス」が参考になります。
上記画像はam2:00までのアメダスデータですが、波情報の最終更新となる21:30を過ぎても、風はまだオフショアには変わっていません。
確認する時間にもよりますが、早朝3:00の波情報を待たずとも「オフショアに変わるタイミングが遅かったので、まだ多少は波が残っているかも」そんな予想を立てることができます。
これは夜間の話しだけではなく、サーフポイントへ移動中でも「アメダス」を上手く活用すれば、目的地の波情報が更新される前でも、風向きの変化などある程度の状態をチェックすることができます。
波情報を見て数時間かけて移動したが、到着すると強いオンショアが・・
そんな経験も、過去の実績値を見ながら移動すれば、避けられる場合があります。
(もちろん更新回数が多い最寄りの波情報チェックも有効です)
・実測値となる「過去の情報」
・ライブストリーミング動画などの「今現在の情報」
・予想データや波概況などの「これからの情報」
これらのデータを上手く活用すれば、波情報更新の合間や、更新が無い場所/時間帯でもある程度の予想を立てることができます。
「過去の風と気温」情報は、サーフ気象または波情報の各ポイントページより。
皆さんの行動に合わせて、ぜひチェックしてみてください。
※過去の風の情報は、全国の主要サーフポイント最寄りの「アメダス」データです。アメダス設置場所等にり沿岸部の数値と異なる場合がありますので、予めご了承のうえご活用ください。
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