『Burton Toyota Pro』はファイナルデイに向けてメンバーが絞られてきた!
2013-02-22 更新

3月上旬からスタートするASPワールドツアー開幕戦『Quiksilver Pro』&『Roxy Pro』を前にトップ34、ウィメンズのトップ17の大半はオーストラリア・ニューキャッスルへ移動。
『Burton Toyota Pro』&『Hunter Ports Womens Classic』(共に6スター)が「Merewether」で開催され、現地時間2月24日に予定されているファイナルデイに向けてメンバーが絞られてきました。
ここ数日のオーストラリア東海岸は北部から低気圧が南下している影響で大きなウネリがヒットし、すでに低気圧が通過したクイーンズランドではエキスパートオンリーながら絵に描いたようなライトブレイクが出現して大セッションに!
しかし、ニューキャッスルを含むニューサウスウェールズではウネリと共に東よりのオンショアが強まってしまい、ストーミーコンディションに...。
そんな中、現地時間2月22日にはRound of 48の全てのヒートが終了。
公式6-8ftレンジのまとまり無い波でも、キッチリとスコアをまとめてラウンドアップを決めた主な選手は、キアヌ・アシング(HAW)、ジュリアン・ウィルソン(AUS)、アレホ・ムニーツ(BRA)、エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)、ギャレット・パークス(AUS・写真最上部)など。
他にもジョエル・パーキンソン(AUS)、マット・ウィルキンソン(AUS)などが一足先に前日に勝ち上がっています。
トム・ウィタカー(AUS)、ディオン・アトキンソン(AUS)などとH8で対戦し、序盤に7.50と9.30をスコアしてトータル16.80で余裕のラウンドアップを決めたジュリアン(写真下)は、「朝はまだ許容範囲の波だったけど、今は手に負えないほどのストーミーになってサーフィン出来るような波では無いね。次のラウンドが持ち越されてホッとしたよ。ウネリはデカイし、明日は風が止んでクリーンになることを願っている。そうなれば良い波になるんじゃない?」とヒート終了後に話していました。

Round of 48終了後はコンディション不良のためにRound of 24の1ヒートだけが行なわれて翌日に持ち越されることに...。
その1ヒートでは、ダミアン・ホブグッド(USA)とビノ・ロペス(BRA)が勝ち上がった一方、トップ34のメンバー、ティアゴ・ピレス(PRT)がトータルでも2.80というロースコアで敗退を喫していました。
ストーミーコンディションを楽しむようにアクションを重ねていたダミアンは、「オレは勝てたし、こんなコンディションでサーフィンするのも嫌いじゃないんだけど、イベント的にはこのヒートで止めておくのが正解だろうね」とコメント。
敗れたティアゴにしてみれば、もう一つ前のヒートで終了してくれれば結果も変わってきたのかもしれませんが、これも自然を相手にするサーフィンコンテストの宿命。
なお、今イベントには多くの日本人選手がエントリーしていましたが、Round of 48までコマを進めた田嶋鉄兵(ウィメンズも大村奈央がRound of 48止まり)が最高位で、残念ながら良い結果は残せませんでした。
現地時間2月23日(日本時間同日)には『Hunter Ports Womens Classic』のQFからファイナル。『Burton Toyota Pro』はコンディションに合わせてヒートが進行して24日にファイナルが行なわれる予定。
公式サイトでライブ中継をチェックしてみては?
『Burton Toyota Pro』公式サイト
http://surfest.prosurfinglive.com/(PC用)
photo: ASP Covered Images
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