ビデオ「Sea to Summit」

SFJ(サーフライダーファウンデーションジャパン)から、「Sea to Summit」というタイトルの19分間のビデオ画像が届きました。

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(以下概要)
アメリカで深刻な問題となっている海の汚染。カリフォルニアでは大雨の後、汚染された水が川から流れ込み、とてもサーフィンできる状態ではなくなる。原因は、街に散らばるゴミやタバコの吸殻、クルマのオイル、そして除草剤などが雨水と一緒にそのまま川に垂れ流され、浄水されることなく海に広がるからだ。

また、川の上流に建設された多くの貯水ダムは、川の流れを塞き止め、本来は川の水が海に運ぶはずの砂を運ばなくなる。自然に形成されるサンドバーも形成されず、ビーチは徐々にやせ細っていく。

人間はやせ細ったビーチの影響で起こり得る水害から身を守るため、自然造形に不釣合いな人工壁や消波ブロックを投入し、海岸線から砂浜が失われてきている。

今私たちができること・・・ちょっとしたことでもいい。ゴミを捨てない。クルマのオイルを垂れ流さない。タバコのポイ捨てをしない・・・もちろん街でも海でも。それだけでも、海を守ることができるのだ。

(出演者)
ブラッド・ガーラック、ドノバン・フランケンレイター、ジョディ・ネルソン(サーフィン)、タラ・ダキデス(スノーボード)、トニー・ホーク(スケートボード)

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ジョディがプレゼンテーターとなり、汚染・浸食のメカニズムを紹介する構成となっているこのビデオでは、海、山、街の各シーンでの問題(浸食・ダム・汚染)が、サーフ、スノー、スケートの映像と織り交ぜられながら説明されており、「私たちに出来ることからやろう」というメッセージがなげかけられています。さりげなくジャック・ジョンソンの音楽が使われていたりするところも興味深く、海外のサーファー、スノーボーダー、スケーターたちの環境意識の高さを垣間見ることができるこの一本。

SFJでは、正式な依頼があれば、グループでの上映用にこのビデオの貸し出しも行っているそうです。詳しくはSFJ事務局までお問合せください。

(問合先)
SFJ事務局
0772-72-1161